『乾いた唄は魚の餌にちょうどいい』に続く2ndミニ・アルバム。初夏という季節の変わり目をコンセプトにした本作、郷愁感を誘いつつも一回りスケールアップした素直な歌が聴ける。
『乾いた唄は魚の餌にちょうどいい』収録で、ファンの間に人気の高いタイトル曲がシングル・カット(でも新録だ)。とことん“卒業”をテーマにしたこの曲、合唱部やピアノ伴奏ヴァージョンも収録。
シンガーにとって、声は命。個性的な声はそれだけでアドバンテージがある。この森山直太郎もその一人だ。しかし、彼の場合は少々他の人と違って、曲ごとに声が千変万化くるくると変化する。アメイジング・ヴォイスとジャケットには書かれているが、ホントだ。