制作・出演 : 沢井一恵
発売元
日本伝統文化振興財団沢井一恵の重要なアルバム3点が同時に発売された。『現代邦楽の世界』は初CD化で、新たに細川と武満を加えている。『目と目』は、高橋鮎生プロデュースで、太田裕美やP.ハミルがヴォーカルで参加するなど、鮎生らしいジャンルを超えた作りになっている。『3つのダンス』は、4面のプリペアド箏を使った、アッと驚く画期的なアルバムとなっている。前衛作品が主だが、いずれも沢井の明確で鋭敏なリズム感や豊かな感受性が一音一音に込められ、熱気あふれる演奏で、十七絃箏の世界の深さと広さ、そして面白さが実感できる。★
発売元
日本伝統文化振興財団沢井一恵が、高橋鮎生のプロデュースで、ヴォーカルに太田裕美やピーター・ハミルを迎え、八橋検校から高橋鮎生まで、ジャンルを超えて箏の可能性に果敢に挑んだ意欲作。今回待望の復刻となった名盤である。
発売元
日本伝統文化振興財団2台のプリペアド・ピアノのための「3つのダンス」を、なんと4面の“プリペアド箏”で演奏した、画期的なアルバム。さまざまな工夫を凝らし箏の可能性を追求した現代邦楽界の第一人者、沢井の真骨頂と呼べる一枚だ。
1937年に生まれ、50代の97年にこの世を去った箏曲家/作曲家の沢井忠夫の作品集。「二面の箏と十七弦のための「三つのエスキス」」など、その天性ともいえる研ぎ澄まされた感覚から紡ぎ出された現代筝曲を厳選して収録。
ジャンルを越えて活動していた沢井忠夫を中心とした邦楽奏者たちと、日本ジャズ界の名プレイヤーたちによる異色のバッハ名曲集。どんな楽器やアレンジをも呑み込んでしまうバッハの懐深さと、録音時から約40年を経た今日でも面白く聴ける着想の妙に感嘆することしきり。
発売元
日本伝統文化振興財団1957?70年に作曲された現代曲を伝統楽器で演奏している。70年に相澤昭八郎プロデュース、菅野沖彦エンジニアで録音された現代邦楽の名盤の復刻だ。今日の現代邦楽の根幹をなす曲ばかりで、演奏者も同様にその後の現代邦楽を牽引した演者・グループたちだ。
発売元
日本伝統文化振興財団生田流筝曲演奏家、沢井忠夫。独自の演奏技法や作曲法を追求、多くの邦楽ファンの耳目を集めた。さらにTVCMに出演、お茶の間にもその存在を知られるところとなった彼の名曲を厳選して収録。