制作・出演 : 浦壁信二
タイスの瞑想曲/G線上のアリア ヴァイオリン名曲の花束タイスの瞑想曲/G線上のアリア ヴァイオリン名曲の花束
ディレイ門下でティボール・ヴァルガ・コンクールなどに入賞、室内楽や紀尾井シンフォニエッタのメンバーとしても活躍する千葉純子の通算6枚目。曲の選択や配置にひと工夫してあり、演奏も的確で上品。解説もきちんと曲の出典を押さえた丁寧なもので、志の高い一枚。
smilesmile
宮本文昭の娘、笑里(えみり)のデビュー作。彼女は14歳の時にドイツ学生音楽コンクールデュッセルドルフで第1位入賞、すでにオケの公演やフェスティバルで活躍。やや細身ながらよく歌うヴァイオリンは聴き手を爽やかな気分に誘う。父娘共演「アヴェ・マリア」「第三の男」も収録した注目盤。
ストラヴィンスキー:ピアノ作品集ストラヴィンスキー:ピアノ作品集
44歳。いまがいちばん弾けるときかもしれない。「ペトルーシュカ」の鮮やかなタッチ、キレのよいリズムはすばらしい。でも聴き込むと、彼の良さは音色への繊細な感覚ではないか……と思えてくる。ラヴェルでどれだけのニュアンスが出せるか聴いてみたい。
PREV1NEXT