制作・出演 : 荻野目洋子
チェインズチェインズ
素晴らしいオリジナルな声を持つがゆえに、ピタッとハマるサウンド探しにイメージ・チェンジを繰り返してきた彼女。ここではゆったりしたソウル風味のクラブ・サウンドに身を任せ、声を素材として使う気持ち良さを追求してる。久々の秀作でしょう。
Make It On My OwnMake It On My Own
モンド・グロッソの大沢伸一プロデュースによる第2弾マキシ・シングル。ニューヨリカン・ソウルを手がけたエンジニア、デイヴ・ターリントンを迎えたサウンドは、クラブ寄りのアッパーなポップス。マンデイ満ちるのバッキング・ヴォーカルで参加。
246コネクション246コネクション
チープな編曲がひたむきなヴォーカルとあいまって、一種切実な魅力をかもし出していたのが前作。だとすれば、なけなしのお小遣いをはたいて買ったワンピースがよく似合った少女は、ここにはもういない。もう少しスリリングな音作りでも良かったのに。
SCANDALSCANDAL
(1)(3)(4)(10)の詞を本人が手がけている他は全部、石川優子がコンポーズ。荻野目ちゃんもデビューから丸10年。いろんなことをやってきましたが、そろそろ落ち着き時か。こんなタイトルだけど、中身はクリーンな同世代の女性向けAOR。(10)がカッコいいです。
流行歌手流行歌手
彼女の路線を考えればハウスに傾倒するのは至極当然の論理だが、ここまで、そのエッセンスを散りばめてくれるとは驚愕だ。タイアップ曲が(2)(3)(4)(6)と並んで下世話なアルバムに感じるが純粋に音だけで判断しても近年の代表作となるのは確実な1枚。
POP GROOVER The BestPOP GROOVER The Best
「六本木純情派」や「湾岸太陽族」などを含む荻野目のベスト。「ダンシング・ヒーロー」は英語ヴァージョン。未発表曲が4曲入ってます。けっこうキバッて歌っても小ギレイな表情が消えない所が魅力と再確認しました。