制作・出演 : 藤原清登
愛の讃歌愛の讃歌
歌劇場歌手として40年近いキャリアを持つ彼女の第2作。内容はクラシックではなく、タイトル曲どおりのシャンソン的なもの。自然で深い低域と、古雅とでもいうべき歌い口を良く活かす、まさにこれしかない曲目。秋元順子ファンに聴いてほしい歌だ。「ラヴ・イズ・オーヴァー」での平野公祟のサックスも絶品。★
低音 SERIES::ジャンプ・モンク低音 SERIES::ジャンプ・モンク
発売元
キングレコード株式会社ジャズ・ベースの第一人者、藤原清登がオーディションで集めた8人編成のニュー・バンドでの録音。藤原が講師を務める洗足音大の元生徒を含む、20代中心の若手からなる。ホレス・シルヴァー、チャールス・ミンガスなどのファンキーな曲を新鮮感覚で聴かせる。
マッティナータマッティナータ
ベースの音、ピアノの音をこんなにも真剣に聴かせるアルバムは少ない。モネのジャケットの印象通りに、淡々と心を表象する3人。普段10度チューニングでプレイするサントルソラに、藤原の持つ深いベースの音が遊ぶ、ピアノ・ジャズの午後の曳航。★
東京東京
発売元
日本コロムビア株式会社“和”に題材を求めるというNYの常道といってもいい選択で録音された作品。題材、アレンジと確かに工夫の跡が滲み出たアルバムに仕上がった。清登〜竜飛という個性あふれる二人も健闘し、構築的になりがちなピアノ表現をバックアップしている。
ガルガンチュアガルガンチュア
『スイングジャーナル』誌の邦人ベース部門No.1ベーシストの最新作。録音会場に徹底的にこだわり、最終的にフランス、シノンの修道院で録音されただけあって、素晴らしく贅沢な響きが特徴だ。