制作・出演 : 野平一郎
美しい日本の歌美しい日本の歌
波多野睦美の歌う“日本の歌”はとても自然体だ。いい意味で全然バタ臭くない。ほとんど脱力系といえるかもしれない。古楽を専門としてきた波多野だからここまで大胆な表現ができるのだろう。日本の歌の本来の美しさが満喫できる。★
ツィガーヌ〜ジョン・チャヌの至芸ツィガーヌ〜ジョン・チャヌの至芸
日本に生まれ、パリ国立音楽院に学んだ韓国の世界的ヴァイオリニスト。このアルバムでは近・現代フランスの代表的な3曲をとりあげた。同じ音楽院出のピアニストとのコンビネーションもいい。
2台ピアノとパーカッションのためのソナタ2台ピアノとパーカッションのためのソナタ
現代音楽に強い2人のピアニストとパーカッション奏者による演奏で、オーディオ・ファンにも評価が高かったもの。xrcdにより再リリース。
バルトークバルトーク
録音を売り物にしたアルバムと近現代音楽は縁が深い。このCDもそんな“音を聴く”関心の上に作られているが、単に鮮やかな音がするというだけではなく、音が生々しく聴こえたり奏者の息が感じられたりする事が作品をより面白くしている。演奏も秀逸。