制作・出演 : 鬼束ちひろ
蛍蛍
大平洋戦争最中、米国の国技“野球”が姿を消そうとしていた日本の、野球を愛する若者たちの実話の映画化??『ラストゲーム 最後の早慶戦』の主題歌。曲、歌、ベーシックな4人編成に弦楽を加えた演奏は、儚げだが命燃やすがごとく光るホタルに託した熱き思いを伝える。
僕等 バラ色の日々僕等 バラ色の日々
小林武史プロデュースのシングルは、交錯するピアノとストリングスの旋律がもの悲しいスロー・バラード。淡々と歌いながらも一瞬にしてガツンと扇情する鬼束らしいナンバー。「NOW」のピアノやチェロといったクラシックな音たちが生み出す臨場感に、思わずゾクゾク。
everyhomeeveryhome
前作から2年7ヵ月ぶりとなるシングルは、待望切望の本気バラード。プロデュースは小林武史。小林のピアノを従えて歌うその声は、かつての“裸足の歌姫”完全復活を確信させる。弱ってもがっくりきても、絶対に潰されない彼女の強さに思わずココロが震える。
SINGLES 2000-2003SINGLES 2000-2003
東芝EMI在籍時のシングル12曲を中心としたベスト盤。大ヒット・ナンバーはもとより、カヴァー曲でも聴ける彼女の圧倒的な個性と独特の世界観は、あらためて確固たるものだと痛感させられる。
the ultimate collectionthe ultimate collection
鬼束ちひろとしては初のベスト・アルバム。デビュー曲の「月光」(2000年)から「眩暈」「Sign」「私とワルツ」(2003年)まで、全15曲を収録。デジタル・リマスタリングを施し、さらに透明感のあるサウンドになって蘇っている。監修は羽毛田丈史が担当。
育つ雑草育つ雑草
重厚なギター・サウンドで展開されるハードな(1)と、自ら演奏するピアノのみをバックにした全編英語詞の(2)で、作詞・作曲・歌にわたる触れ幅の広さを再認識させる一枚。どんな曲にも映える存在感たっぷりのヴォーカルは圧巻だが、(2)のほうが自然な印象だ。