制作・出演 : DEEN
35枚目のシングルは、彼らの真骨頂といえる究極のウェディング・ソング。石原さとみが出演したPVも話題に。“愛してる”“幸せになろう、いつの日も”とストレートに結婚の喜びを歌った。「Dear Friend」は親友のことを思い歌ったポップ曲、「ノスタル〜遠い約束〜」は運命の出会いを歌ったスロー・ナンバー。
2008年に結成15周年を迎えた男性トリオの、2年半ぶりとなる16枚目のアルバム。タイトルで表明されているように、これまでのファンの期待に応えつつも、歴史を超えたグループとしての新たな姿を聴かせようとする意欲が感じられるバラエティに富んだ内容だ。
デビュー15周年を記念したシングル・コレクション。「このまま君だけを奪い去りたい」「瞳そらさないで」など、デビューから15年間に発表されたシングル曲全32曲が、オリジナル音源で完全網羅されている。
代表的な楽曲をアコースティックにアレンジし、春夏盤と秋冬盤の2枚組にして全23曲を収録。耳なじみのある曲のみならず、新曲「白い記憶」は注目のサックス・プレイヤー、矢野沙織が参加するなど新旧のファンが楽しめる内容だ。四季がテーマのクラシック・シリーズの集大成。
コンセプト・シングル、“DEEN Classics”シリーズの完結編。ゲストに押尾コータローを迎え、“Blue”をテーマ・カラーにした、清涼感あふれるアコースティック・サウンドを紡いでいる。
形は4曲入りシングルだが、イントロや曲順などに凝った“Classicsシリーズ”の第3弾。毎回季節感あふれるテーマを据えているが、今回は春〜初夏にかけて移ろう思いを、アコースティック感覚のミディアム〜スロー・ナンバーに託している。手堅い作りだ。
2007年3月の“オーボエ演奏終了”を目前に控えた、ラスト・レコーディング作。といっても作風に深刻さはなく、あくまで現代の自然体を貫いたソフトな構えだが、音のほうはさすがに清冽な境地を感じさせてやまない。自作曲(1)(10)では、思わず聴き手の呼吸も深まる。★
1993年に「このまま君だけを奪い去りたい」でデビューしたDEENの、12周年記念特別ベスト。ファン投票で選ばれた楽曲をすべて新録音した豪華盤で、「素顔で笑っていたい」以来10年ぶりとなる織田哲郎書き下ろし曲やカヴァー曲なども収録。
新たな理想郷を追求したDEENのロス・レコーディングを含むオリジナル・アルバム。起伏に富んだメロディ・ラインとダイナミックなビート、ラテン・フレイヴァーを取り入れた楽曲を中心によりポップな世界を展開。池森のしなやかで説得力あふれるヴォーカルも絶好調。
先行シングル「見上げてごらん夜の星」を含む初のカヴァー・アルバム(2曲オリジナル)。各曲ごとにヴァイオリンのダイアナ湯川、オカリナの宗次郎、アルパの上松美香などを迎え、コラボレーションによる変化に富んだ質の高い演奏が楽しめる。
デビュー曲「このまま君だけを奪い去りたい」やミリオン・ヒット「瞳そらさないで」など、レーベルを超えて収録したバラード・ベスト。ぬくもりを感じる歌声が、心を癒してくれる1枚。
1曲1曲細部まで丁寧に作り込んだ作品だ。聴き手の心地よいツボを刺激する歌メロや楽曲進行、胸を痛痒くさせる詞の世界。安心して楽しめる一枚でありつつも、どこか優等生的なロックになってしまっているところが残念だ。全体的な曲の質の高さはさすがです。
未発表曲の(15)を含む、これまでの全シングルを収録したベスト盤。若干バラード、ミディアムが多いかなと思うが、アップもあり、多彩な内容。そしてそのいずれにも通底するのは、メロディアスで少し甘酸っぱい切なさがあること。そこが持ち味なんだろう。