制作・出演 : FoZZtone
ザ・サウンド・オブ・ミュージックザ・サウンド・オブ・ミュージック
シングルに続いて亀田誠治を迎えて、良き時代のクラシック・ロック的なアプローチを行なったFoZZtoneの2作目。「音楽」「死んだというのは聞かないが」「ホールケーキ」など楽曲によってアコギとエレキを使い分け、熱さと心地良さが同居したアルバムに仕上がっている。
ワインドアップワインドアップ
一曲の中でくるくると移り変わる豊富なメロディと、曲ごとにユニークな展開をみせるコンセプトがとにかく圧巻。感覚的な言葉遊びや容赦ないシャウト&ビートなど、どれをとっても最強なミニ・アルバム。メンバーそれぞれの音楽性やロックの衝動が、明確に伝わってくる。★
カントリークラブカントリークラブ
2007年にデビューした4人編成バンドによる初のフル・アルバムは、適度な軽さとしなやかさをたたえ、時に鮮烈な、時に柔らかな景色を浮かび上がらせる。耳になじむヴォーカル、絶妙なコード感を放つサウンドが心地よく、充実度の高い仕上がりといえる。
黒点黒点
4人組バンドのセカンド・シングル。ギター・バンド王道のサウンドに乗せた、ゴツゴツしてはいるが聴きやすいロック。ソフトではなく、かといってハード過ぎず、ビートや音に流されず、言葉とメロディも耳に伝わってくる。
平らな世界平らな世界
デビュー・ミニ・アルバム『景色の都市』で叙情的なメロディと言葉で街の風景を切り取った4人組の初シングル。平熱なグッドメロディに乗せて、“時々/素晴らしい世界/毎日/冴えない暮らし/悪くない/それもいいだろう”と歌う表題作は、意外とドラマティックだ。
景色の都市景色の都市
4ピース・ロック・バンドのミニ・アルバム。ポリス的な透明感のあるギター・サウンドに彩られた8ビートのナンバーがメインだが、時折調性が危うく聴こえる箇所もあったりして不思議な浮遊感を感じさせる曲調が魅力となっている。深みのある歌詞もよかった。
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