制作・出演 : KOKIA
オペラ、クラシックの素養を下地にした確かな音楽性、歌に対して真摯に取り組んできた透明感のあるヴォーカルが全編を貫く。彼女の声に寄り添ったナチュラルなサウンドも素晴らしい。日本・欧州・アジア同時発売。沁みて、そして響くデビュー10周年記念アルバム。
素晴らしい力強さを秘めた透き通る繊細なヴォーカルの魅力で、多くの聴き手に忘れられない印象を植えつけるKOKIA。その人気は中国やフランスでもブレイク。2年7ヵ月ぶりのオリジナル・アルバムでは、さらに叙情性の深まった幽玄の世界を聴かせてくれる。
KOKIAが99年に発表したシングル「ありがとう…」のリニューアル盤。フジテレビ系『カワズ君の検索生活』のコーナー“泣ける2ちゃんねる”で使用された表題曲に加え、カップリングには「歌う人」を収録している。
初のベスト盤。新録が3曲、未発表曲が1曲。代表的な曲がこうして集まると、いずれもジェントルでどこかはかなげな雰囲気を醸し出しているという、彼女の世界を貫く、ひとつの方向が見えてくる感じがする。最後まで聴いても疲れない柔らかい作品集。
2006年公開の劇場アニメ『銀色の髪のアギト』のオープニング(「調和oto〜with reflection〜」)&エンディング(「愛のメロディー」)・テーマ。感動巨編を盛り上げるドラマティックなナンバー。
アテネ五輪公式応援ソング(1)を歌う女性シンガー・ソングライターの4作目のアルバム。他にも(5)(8)などエール・ソングもいいが、歌い続ける自分に問う(9)は、心の底からの熱唱に聴き惚れさせる。生楽器を強調した(10)と続けて聴くと、五輪にも劣らぬ感動あり。★
人気上昇中の歌姫がおくるセカンド・アルバム。感情のひだを細やかに表現する彼女のビブラートは、単に美しいだけでなく、前向きなメッセージをより力強く伝えている。クラシックからR&B、ロックと幅広い楽曲を、ナチュラルに歌いこなすセンスも天晴。
クラシック、ポップス、アイリッシュ〜アジア各地の民族音楽など、時代と国境を飛び越えた音楽性によってアジア各国で大きな注目を集める彼女のセカンド・アルバム。スケールの大きい映像を呼び起こす旋律と、くるくると表情を変えるヴォーカルをゆったり味わって。
日向敏文全面プロデュースによるKOKIAのファースト・アルバム。みずからソング・バードと名乗るように、シンプルなメロディの上で、感情の赴くまま自由奔放に歌い紡いでいく彼女の姿が見えてくる。とくにファルセット声やフェイク声の端麗さが、印象的だ。