音楽むすび | 制作・出演 : RAZZMATAZZ

惜しまれつつ解散した彼らの、秋から冬をイメージさせる曲を集めたベスト盤。凝ったアートワークと誠実なメッセージカードなど、オリジナル・アルバムを持っているファンも手に入れておいたほうがいい、ひとつの作品にまとめあげられている。

99年8月に解散した、RAZZ MA TAZZの最後のベスト盤。全14曲は前半7曲がspring、後半7曲がsummerという括りでまとめられている。そんな括りで改めて聴くと、さりげなく季節は織り込まれ、その中で真摯に生きる人たちを彼らは歌ってきたかと思う。

これまでの4枚のアルバムからのシングル曲を収録したベスト盤。初めてのセルフ・プロデュースによる新曲「FRUIT」を出し、新たな一歩を踏み出した彼らの初期集大成でもある。ヒット曲「シーズン・トレイン」「メリー・ゴーランド」のほか未発表曲もあり。