制作・出演 : SMAP
テレビ朝日系列スポーツのテーマ・ソングで、久しぶりの勢いのあるジャンプ・ナンバー。オバカで楽しい歌詞だなぁと思ったら、作詞は『木更津キャッツアイ』などでお馴染みの奇才、宮藤官九郎。(2)はカップリング曲らしいミディアム・ナンバー。真夏にぴったりのシングル。
17枚目はそれぞれにタイトルのついた3枚組。メインの“SAMPLE BANG!”は13曲入りで、夏らしい楽曲満載の通常のアルバムという作りだ。“KAIZOKU BANG!”は彼らのこれまでの楽曲(4曲)を海外のクリエイターがリミックスした。“HIGH! BANG!”はソロ曲を収録。
実に1年10ヵ月ぶりのシングルは、エリック・クラプトンが作り、小林武史がアレンジ、日本語詞を竹内まりやが手掛けるという豪華な作家陣が発売前から話題を呼んだ。イントロからクラプトン節満載だが、間奏のギター・フレーズは面目躍如。(2)は1月発売なのになぜかクリスマス・ソング。
メンバー5人による楽曲を集めたDISC-1と、ソロ曲を収録したDISC-2の2枚組アルバム。トータス松本、町田康、田島貴男、つんくといった2000年代を代表する作家陣が参加した本作は、音楽的なジャンルを大きく超越した一大エンタテインメントの様相を呈している。
開巻の小西康陽作のごきげんなインストの勢いそのまま、うきうきときどきしんみり。総合芸能集団の冴えがそのまんま反映された21世紀の日本の国民的歌謡盤。玄人好みの技はいつもどうりに効いていて大人にも子供にもぐっとくる歌とリズムでムダなし。
誰もが知っている有名曲ばかりを厳選収録したベスト盤『Smap Vest』と対をなす、まさに“裏ベスト”というべき作品集。アルバム未収録の英語ヴァージョンやリミックス・ヴァージョンなど、全17曲。
91年のデビュー曲「Can't Stop!!-LOVING-」から、ヒット曲「夜空ノムコウ」や「らいおんハート」などシングル32曲が収録されたベスト盤。アーティストとして押しも押されもせぬ存在となったSMAPの成長の軌跡をたどる。
“心に翼をもった男たち”が今年のメイン・テーマのSMAP。作家陣を大幅に入れ替え(平成のオフコース、キリンジ兄も参加)、新境地も開拓した。(3)ではDragon Ashばりのラップを披露。耳慣れた(4)のほかでは、特に(5)がヴォーカルの表現力が活きている。
メンバー5人のソロを各1曲ずつ収録している。アナログ世代には懐かしいサイズのジャケットで写真集付きときている。中居クンはバラティ路線のお経からラップ展開をするメディア落ちで聴かせ、(1)は“たくや”、(2)は“しんご”の作詞でイメージ通り。
結構全体に渋め。ファンキーだけど。それだけ繰り返し聴けるわけね。マンハッタン・トランスファーやレニー・ピケットが聴けるんだもんねー。1曲ごとのドラマがとてもあざやかに歌われている。サウンドはもううっとりするほど見事であります。
シックマニアを泣かせ、テクノの「ダイナマイト」とかもうだめあたしと全身を毛穴もろとも開いてもだえるもよし、「サラダ」に改めていやされるもいいが、パープルはあるわ捨て曲は考えにない。この芸能パワーの充実に涙しろ。凄いぞこれ。