制作・出演 : SMAP
スティーヴ・ガッドをはじめとした海外参加ミュージシャンのメンツ、よってどうしたってハイ・クオリティになるサウンド性に驚き、そこに乗っている声が物語る歌謡曲テイスト満載の歌詞世界との妙なマッチングに再びビックリ。カラオケ盤を出してくれ。
メンバーの顔が載ってない表ジャケットが、逆に当時の破竹の勢いを感じさせるリミックス盤。NY仕込みの演奏も当然カッコいいが、注目すべきはやはり怖いモンなしのこのユニゾン・コーラス。ソロ・パートがほとんどない中居クンも掛け声で頑張っている。
7作目のオリジナル作。バリバリの腕利きミュージシャンの演奏が、粒揃いの楽曲/キマッた編曲の中で生き生きと躍動する。サウンドのカッコよさもさることながら、個々の持ち味生かした彼らの歌(リード)がまたいい。ヒット曲はシングルとは別版を収録。
まったく違う個性の混ざり具合が魅力の6人、年齢を重ねるごとにかわり玉のように次々といろんな面を見せてくれて…アレンジ凝ってるこのアルバムでもあり、めちゃカッコイイのからオモロイのまで実に幅広いし、NYの街にすっかり溶け込んだ豊富な写真の数々も(ハート)
ホーンやストリングスを挿入した70年代ミュージカル調のナンバーがあるかと思いきや、打ち込みを駆使したダンス・ビート曲、ファンク・ナンバー、サンプリング・ビシバシ物等々、大衆ポップさを基盤にしながら、バックはかなりマニアックに遊んでます。
ルパン三世みたいなOPだと思ったら、大野雄二の曲じゃないですか。「桜っ子クラブ」見てるから、オレもSmapは憎からず思っている。明るく元気な(3)を聴いてるとボーイズグループのパワーシフトが完全にSmapに移っていることがわかる。元気がイチバン。
ちょうど旅行に行く前のあの感じ。あそこではこの服を着て、このカセットも、カメラも持って…。とあらゆるお気に入りをバスケットにつめこむ感じ。パンパンでふたを開けると飛び出しそうな、そういう印象のアルバムです。若くて元気というのはいいものだ。