制作・出演 : THEBOOM
島唄 Shima Uta島唄 Shima Uta
W杯アルゼンチン・チームの応援歌というわけでボーナス・トラックには同国で大ヒットのアルフレッド・カセーロ版「島唄」を収録。沖縄や奄美諸島の音楽がボーダーレスな魅力を持つ以前から知られているが、カセーロ版の違和感のなさを聴くとその感がますます強くなる。
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デビューから10年間のシングル曲をすべて収録の2枚組全21曲。[1](1)はホコ天時代の人気曲にしてデビュー曲だが、ストレートなロックンロールっぽいなかにアレッというような味つけがあったりして、その後のブレイクも不思議ではないと後追いの感想。
THE BOOM 2THE BOOM 2
ヒット曲を集めた“赤盤”に対して、こちら“青盤”は隠れた名曲集といったおもむき。時にやり過ぎ、考えオチのきらいもある彼らだが、(4)や(5)のような「日本の歌」への取り組みは評価したい。(2)がいかにもYMO世代らしい音作りなのがおもしろかった。
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「島唄」の大ヒット以後、音楽で世界一周の旅を続ける彼らの足跡をたどるベスト盤。沖縄、キューバ、インドネシア、ブラジルなどの匂いが、宮沢和史の情緒たっぷりのヴォーカルに溶け込んで行く様は実に圧巻。そして、(11)の衝撃が聴く人の胸を撃ち抜く。