制作・出演 : Theピーズ
結成30周年を記念した日本武道館公演を控えるThe ピーズがベストアルバム第三弾となる 「ブッチーメリー SIDE C (2003- 2005 selection)」をリリース! ! 1987年に結成され、2017年6月9日で30周年を迎えるThe ピーズ。 1997年に一度活動を休止し2002年より活動を再開した彼らが、活動再開後03年から05年の作品から セレクトしたベストアルバム「ブッチーメリー SIDE C 2003-2005 selectio)」をリリース。 人気の高い「生きのばし」を、(2017大久保Freedom session)として新たにリレコーディング、 全21曲リマスタリングしたフルボリュームな1枚! <収録内容> 01.ゴーラン 02.耳鳴り 03.脱線 04.体にやさしいパンク 05.残念賞 06.ノロマが走って行く 07.サイナラ 08.眠る前に一発 09.ひとりくらいは 10.グライダー 11.ギア 12.喰えそーもねー 13.焼めし 14.ヒッピー 15.サマー記念日 16.生きのばし 17.リサイクリン 18.全速力で遠回し 19.クリスマス 20.東の窓 <BONUS TRACK> 21.生きのばし(2017大久保Freedom session)
デビュー20周年となる2007年は9月発表のシングル。映画『逃亡くそたわけー21才の夏ー』の主題歌で、ドラマティックなサウンドと胸を打つヴォーカルが印象的な仕上がりだ。カップリングには、「脳ミソ」のライヴ・ヴァージョンなどを収録。
安っぽい勝ち組気取りには、日常の悲喜こもごもをラフに三人で綴った、取り留めのないロックンロール作に思えるかもしれない。だが、何があっても人生は続いていくといったことをあらためて気づかせてくれるのが、Theピーズ。そして、最後にはちょっとした勇気も。
聴いた瞬間に“ああ、ピーズだなあ”と顔がほころぶ9枚目のアルバム。なげやりな歌声やサウンドとは裏腹に、ひどく繊細なバンドだというのは本作を聴いてもよく分かると思う。惜しむらくはメロディメイカーとしてのはるは今回は一休みだということ。
89年にビクターからデビューしたTheピーズが、キング・レコードで97年に活動休止に至るまでの全作品を対象にセレクトしたベスト盤。2タイトルの同時リリース。
Theピーズのベスト盤、2タイトル同時発売のうちの1枚。全曲リマスタリング、さらに数曲はリミックスしての発売だ。活動再開を望む声も多く、継続的にアイテムをリリースしていく予定だ。
新作を出すたびに根強いファンを熱狂させ、しかしそのたびにトラブルに見舞われてきたピーズ。今回もボーカルのはる以外のメンバーを一新。胸に染みる武骨なロック。冴えまくる歌詞。そう、どんな形になっても、ピーズには居てもらわなきゃ困るのだ。
バンド・ブームの最盛期にデビューした“ビート・パンク・バンド”ピーズ。どーしょーもない、ふぬけ野郎の日常をチープな3ピースのサウンドに乗せる。その直情的な音の固まりに心臓を射貫かれた世のふぬけどもがライヴで大暴れする絵が浮かぶような5作目。
もうすべてがプロモーションと仕込みに見えてしまう今日このごろ。だから、ピーズの「そのまんま」感が新鮮なのだ。感じていることと歌が直結してる。なんかヨレヨレで、なげやりでニオってきそうだけど、ジワリとくるものがある。男の子も切ない3枚目だ。