制作・出演 : WRENCH
1年ぶりのアルバムは、テクノ、パンク、ハードコア、ヘヴィ・ロック、ダブなど、それぞれのさらに鋭角的な部分を取り込んだような刺激的なサウンド。浅野忠信がヴォーカル&作詞で、ギター・ウルフのSEIJIも参加するなどといったコラボ・アルバムでもある。
3年のインターバルを経て届いた通算8枚目。ハードコアとトランスを合体させた宇宙的ロック・サウンドはよりソリッドに、研ぎ澄まされたバンド・サウンドに凝縮されてコンパクトに聴きやすく、ある意味キャッチー。90年代インディーズ育ちのタフネスは衰えない。
ベスト盤『WR990III』で第1期の活動を総括した彼らが、新たな歴史を築くためにリリースするアルバム。ドラムスに新メンバー、MUROCHINを迎えて、さらに充実度を増した作品を完成させた。
パワー炸裂の(1)を筆頭に、テクノやダブなどさまざまなジャンルのテイストを取り入れたロック・サウンドが全開! 歪みまくりのギターのうねりに巻き込まれそうになったかと思えば、レゲエ・テイストの(7)にビックリ……と、いい意味、最後まで気の抜けないアルバムである。
いわゆる“ミクスチャー”とはひと味違うミクスチャー・サウンドを聴かせる4人組バンドのフル・アルバム。ラップ入りの曲もあるが、英語も日本語も同じに聴こえる歌やエコーを活かした音空間にはヒップホップよりむしろトランス的な魅力を感じる。
ライヴ活動に勤しんでいたレンチのニュー・アイテムがついに到着。全4曲のミニ・アルバムながら収録時間は約40分! 25分弱の大作ほか、彼らならではの強力曲が収められている。
2000年10月12日の新宿リキッドルームでのライヴから、キャノンのCMソングとなった曲ほか新旧の代表曲を収録。2枚のシングル、アルバムに続く待望のミニ・アルバムだ。
ニュー・マキシ・シングルは、前作「DOUBLE-0-FREEDOM」からさらににパワーアップし、4thアルバムの予告編ともいうべき内容になっている。三曲三様の仕上がりが見事な出来。
彼らの4曲入りマキシ・シングル。重厚なギターとリズム、それにうまくグルーヴした、切れのよいヴォーカルが身体の中のワルワル・スピリッツを蘇らせる。ゲスト・ミュージシャンにストロボのCHATANIを迎えた(2)のパーカッションが生きてる。