ジャンル : J-POP > フォーク・ニューミュージック
ザ・ラスト・ローズ・イン・サマーザ・ラスト・ローズ・イン・サマー
ドラムが抜けて2人になってしまったナーヴ・カッツェですが、こちらの心配をよそに1曲目から、ぶっ飛ばす。私は飯村さんの豪快なギターが聴けてうれしい。ひと皮むけて極太になった感じだ。楠均(くじら)や朝倉弘一、寺谷誠一らのサポートも光る。
万年床万年床
のほほんとしたちょっと助平なキャラクターで人気のなぎら、その初期URC時代を中心とした72-74年の代表曲を収めたアルバムの復刻。とぼけながら世の中を切る独自の視点を持った人であるが、若くしてその姿勢は完成されていたということですね。
受験生ブルース受験生ブルース
未だに青春ソングとして輝いている代表曲(1)を含んだソングライター・ルネッサンス用ベスト。自作の作品が少ないけど全体を彩るのは素朴な優しさに潜んだ毒素の強い歌詞。それが面白いようにメロディ・ラインからこぼれおちる。(7)は谷川俊太郎/武満徹の共作。
走れコウタロー走れコウタロー
(1)の美濃部都知事の物真似は一色紗英にはわからないと思う。69〜70年収録ではな。国鉄(!)を揶揄した(7)じゃ、買った切符は30円だ。コミカルな社会風刺ソングだけではなく、真摯なメッセージを持ったフォークもいっぱい歌ってたのね。センスもいいです。
オン・エアオン・エア
80年代にアッコちゃんが手掛けたCM曲集。ボ〜ッとTVを見てる時、彼女の声が流れてくるとふっと和む。優しい声の肌触り。それは幸せを感じる数秒間。もっと長くその気分を味わいたいからこのアルバムの登場です。ライナーノーツにインタビュー付き。