ジャンル : J-POP > オムニバス
阿川泰子や中本マリ、マリーンほかの女性ジャズ・ヴォーカリストによるスタンダード・ポップスのカヴァー集。歌詞カードに収められたノーマン・ロックウェルのイラスト同様、年代や性別を超えて誰もが親しめる楽曲と歌唱が詰まった好企画アルバム。
80年代のヒット曲をトランス・リミックス。シャーデーをはじめヴァン・ヘイレン、ホール&オーツ、シンディ・ローパー、それにマイケルまでよりみどり。ポップすぎる印象がある80年代だが、こうリミックスすると優れたメロディが多いのだなと認識できる。
黒沢進の監修でコンパイルされたミノルフォンとクラウン音源の60年代女性歌手のシングル・コレクション。冒頭の伊集加代子のスキャットをはじめモダンと泥臭さがないまぜになた時代の証拠がある。オリジナル・ジャケットも見られる親切なつくり。
86年公開の映画『ジャズ大名』(筒井康隆原作)のサントラ盤と、そのサントラの音楽監督でもある山下洋輔が筒井のクラリネットと共演した5曲をカップリング。ジャズに邦楽の要素を取り入れたサントラはユーモアたっぷり。筒井の玄人はだしのクラリネットも楽しめる。
ラブ・バラードを集めたコンピ盤。ベタと一蹴することなかれ。甘く切ない歌を聴きながら、誰とも知らないたくさんのスナップ写真がコラージュされたジャケットを見ていると、本当の恋をしたくなります。恐るべしラブ・ソングの魔力。
またまた出ました“プッチベスト”! 第3弾となる今回も、2002年のシャッフル企画を筆頭に、おなじみのヒット曲のニュー・ヴァージョンからリミックス、未発表曲まで、盛り沢山の内容。
島唄から沖縄ポップまでを収録したコンピレーション盤シリーズ第2作。歌者・嘉手苅林昌や川田房枝らの歌からりんけんバンドや上々颱風、TINGARA、日出克などを同列に聴いていると、沖縄のさまざまな顔を見ている気分になる。沖縄観光音楽としても楽しめる。
ヒットした時代に関わりなく、“青春の日々に聴いたでしょ!”をキーワードに男性シンガーが歌ったヒット曲を集めている。それだけに広い層に聴いてもらえる選曲・構成となっている。前川清や布施明、あおい輝彦らが異質だが、それがアクセントでもある。
“幼児・児童虐待防止”をテーマにヒップホップ・アーティストが集結したチャリティCD。気持ち入ったシンプルな音をバックに放つ鋭い言葉もそういう内容であり、真剣だからラップする声もみんな重い。けどすっきり聴かせる構成で、心に入ってきて新鮮。★