ジャンル : ロック・ポップス > フォーク・カントリー
65年に結成、66年にデビューした英国のサイケデリック・ヒッピー・フォーク・グループの紙ジャケCD化作品。パート2として69年発表の6作目から71年発表の9作目までの4作品がリリースされた。70年発表の8作目までは、ヨレヨレのヒッピー・フォーク・グループとしての黄金期であるエレクトラ時代の作品。ドクター・ストレンジーリー・ストレンジのアイヴァン・ポールを迎えた6作目『チェンジング・ホーセス』はオーガニックでコスモポリタンな作品。よりロック色を強めた7作目『アイ・ルックト・アップ』を経て70年発表の2作品目となった8作目『U』はそれまでの集大成といえる2枚組。そして、アイランドに移籍して発表された71年目の9作目『リキッド・アクロバット・アズ・リガーズ・ジ・エアー』は、英国フォークへの回帰が強くなりエキセントリックさを払拭したフォーク・ロック作品となっている。ヒッピー・コミューン時代の空気を濃厚に反映したサウンドは、唯一無二のもの。
フェアポート・コンヴェンションのデイヴ・マタックスを迎えて1970年に発表した7作目。聖書や禅問答をモチーフにした歌詞やシタールなどの民族楽器を採り入れた幻惑的なサウンドで壮大な世界を聴かせる。ロック色の濃い内容だ。
アイランド移籍第1弾となった1971年発表の9作目。ローズ・シンプソンが脱退し、新たにメンバーを加えて制作されたもので、アシッド/ヒッピー・テイストが薄れたフォーク・ロックが聴ける。ケルト風味のメドレーも収録。
レスリー・ダンカンやジョニ・ミッチェルを思わせる英国のシンガー・ソングライターが72年にリリースしたデビュー・アルバム。英国の匂いを感じさせるクラシカルなストリング・アレンジが映え、格調高く気品のあるフォーク・アルバムに仕上げている。
元ムーン・フラワーズのギタリスト、モーニング・スターが過去に発表した3枚のアルバムから、本人が選曲したベスト2枚組。「ディスク2」は彼のルーツ&フェイヴァリットの“誰もが聴いたことがある”カヴァー曲集。
ザ・バーズの代表的なヒット曲を1枚にまとめた究極のベスト盤。書き下ろしのライナーノーツと珍しい写真を配したカラー・ブックレットは丁寧にまとめられ、このバンドを理解するのに最適の内容だ。
ブリティッシュ・フォークの新星、ケイト・ステイブルズの別名義によるデビュー・アルバム。ギターの弾き語りスタイルを軸に、トラッドを思わせる“こぶし”と温かいサウンドを聴かせてくれる。
発売元
ユーマ株式会社ジャンル
英国トラッド/フォーク界の至宝バンド、スティーライ・スパンのティム・ハートとマディ・プライアによる、1971年に発表のデュオ・アルバムを紙ジャケ化。プライアの透明感あふれるヴォーカルが心地良い。
英国トラッド・シーンで活躍した名ギタリスト、マーティン・カーシーの1972年発表のソロ・アルバムが紙ジャケで登場。澄んだアコースティック・ギターの音色が心地良い、トラッド/フォークの名盤だ。