ジャンル : クラシック > 声楽曲
シュテンメのEMI専属第1弾。組合わせがやや変則的だが、内容は悪くない。さらにキメの細かさや表情の豊かさも望まれるが、その力強く翳りのある歌唱は一聴の価値あり。パッパーノの伴奏も「サロメ」の集中力、「最後の歌」での柔らかな響きなど聴きどころあり。
若手女性ヴァイオリニスト、Rieのデビュー・シングル。優美なヴァイオリンの音色でつむぐメロディは、オリエンタルな曲調が新鮮なヒーリング・ナンバー。喜多郎や桑田佳祐ら幅広いジャンルのアーティストとの共演で培った実力が発揮されている。
宝石販売会社のテレビCMで使われている「花霞み」のほか、ジャズのスタンダード・ナンバー風にアレンジされた「私のお父さん」やブラームスの交響曲第3番のメロディを用いた「心音」を収める。Yuccaの伸びのある澄んだ歌声が楽しめる。
制作・出演
EricRigler / GiovanniPergolesi / NatashaRubin / TheMediciQuartet / サーシャ&ショウナ / ディーン・パークス / トミー・エマニュエル / ミッチェル・フォアマン / ロス・ボルトン発売元
ユニバーサルミュージック「スターバト・マーテル」「人知れぬ涙」からスティングやジョン・デンバーまで。天使の声、いや、タイトルの妖精の声そのものだろう鋭く冴えたソプラノ・デュオで聴かされると、耳になじんだこの名曲たちが、まったく知らなかった表情に変わるのがわかる。
制作・出演
エリザベート・ゼーダーシュトレーム / オットー・クレンペラー / ニュー・フィルハーモニア合唱団 / ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 / マルガ・ヘフゲン / マルッティ・タルヴェラ / ワルデマール・クメント / ヴィルヘルム・ピッツ日本を代表する女声コーラス、東京レディース・シンガーズの2007年7月発表のアルバム。「千の風になって」や「夜空ノムコウ」、「卒業写真」など、新しい愛唱歌にふさわしい日本のポップスが多数収録されている。
発売元
キングレコード株式会社ハリウッドで生まれた古今の映画音楽の名曲を集めたアルバム。ディズニー・アニメの名作から、ミュージカルや心に染み入る名作まで、東京レディース・シンガーズが、オリジナルの英語歌唱で包み込んでくれる。
フィルハーモニア管とのライヴ盤が発表された後も、本作の価値はいささかも揺らぐことはない。クレンペラーのというよりこの曲の最上の一枚で、まさに荘厳というべき演奏が堪能できる。
多大な困難を乗り越え、1971年にウィーン国立歌劇場の団員歌手となったアンネット・一恵・ストゥルナート。本作は、その後も辛苦をなめながら歌い続けた彼女の日本デビュー盤。日本への思いが結実した一枚だ。
発売元
キングレコード株式会社旧東ドイツを代表する合唱指揮者で、バロック声楽曲にも造詣が深かったコッホの代表的な録音。ピリオド楽器による演奏などとは違い、重厚で大きなスケールを持った豪華なヘンデルだ。