ジャンル : ジャズ > フュージョン
ニューオーリンズ・ジャズ・リヴァイヴァルの人気者、ジョージ・ルイスの40年代録音。サン・ジャシント・ホールでの録音が中心、キッド・ショッツ・マディソンとの貴重なセッションも含まれている。集団即興演奏が冴える生粋のニューオーリンズ・ジャズ。
ベイビー(1898〜1959)は、クラリネット奏者ジョニー・ドッズの実弟で、ニューオリンズ時代のジャズを代表する3大ドラマーのひとり。この作品は、彼のドラミングを本人の解説で解き明かすという教則的な1枚。歴史的にも興味深い内容といえる。
すっかりベテランになってしまったザイトリンだが、その音楽からはまだ覇気が失われていない。クールなボサ・ノヴァを聴かせてくれる(7)あたりに往年の創造性を感じてニヤリと微笑むファンもいることだろう。トリオとしての演奏も申し分がない。
ジャズ界のコルネット奏者であったオル・ダラが歳を取ってから初の歌ものアルバムをリリース。ジャズ、ブルース、カントリーにアフリカやカリブのビート、コーラスが想像を絶するルーズさで交わり、大家族の宴会の実況中継のよう。この緩さ、クセになるう!★
国内盤がリリースされる前から、輸入盤で結構売れていたアルバム。テナー・サックスのニュー・フェイスのデビュー・アルバムだが、張り切りすぎて空回りしたりせず、懐の深い、堂に入ったプレイが印象的だ。音楽性の豊かさも感じさせ、今後の活躍が楽しみ。
録音は'69年でLPのリリースは'72年。『ジャンゴの思い出』と同じセッションからのセレクトだ。バーニー・ケッセルという系列違い(?)のギタリストと組んで、ステファン・グラッペリの演奏も時間を追うごとに熱の入ったものになってきて面白い。
60年西ドイツで開かれたジャズ祭での実況盤。オスカー・ペティフォードの名義で紹介されるが、モダン・ジャズの開祖達によるトリオ演奏にはテクニックを超越した共感を呼び起こされる。後半4曲にはジャズ・テナーの大御所を迎え、より感動的な内容だ。
ノリのよいビ・バップの精神をチャーリー・パーカーから受け継いだフィル・ウッズ。今作もそのビ・バップを楽しみ、いきなり管楽器の音から始まって、最後まで勢いを落とさない。自作(4)(6)もかっこよく、それぞれのソロも元気がいい。★
ジャンルの壁を超えて活動する女性シンガーのオリジナル作品集。その感触はジャズでありクラシックでありポップスであり。そして歌詞は英語だったり日本語だったり仏語だったり。だが散漫さはなく、全編落ち着いたムード。4畳半の居間がカフェに変わる。