ジャンル : ジャズ > フュージョン
50年代のリー・コニッツは、一般にクール派と呼ばれているが、本作を一聴すれば心温まる音色を持ったアルト奏者であることがわかる。これはボストンにおける2つのライヴを収めたもので、彼の真骨頂を捉えた名盤に数えられる1枚。手頃な値段も魅力。
デビッド・マシューズ(p)が中心になって作ったクインテットが、50年代、60年代のジャズのエッセンスを引っぱり出そうという試みを行なった。普段はレコーディングでPOPSの演奏を行なうことの多いメンバーだが、こういう試みをことの外喜んでいるようだ。
'86年10月にニューヨークでレコーディングされた、MJQの5枚目のアルバム。タイトル・ナンバーはリー・モーガンの大ヒット、(2)はあのMJQ(モダン・ジァズ・カルテット)の傑作、(5)は同名映画の音楽、と幅広い選曲。
フュージョン・シーンの人気サックス奏者、ウォーレン・ヒルのディスカヴァリー移籍第1弾。これまでと同様、軽快でポップな内容になっているが、今回は彼自身のリード・ヴォーカルも大々的にフィーチャーしていて、これがすごくうまいのでビックリ。
ここで取り上げているのは、ジトッと鬱陶しいヤツではなく、蒸し暑い夏の日に心地よい涼を与えてくれる“雨”。それは冒頭(1)のトゥーツ・シールマンスの演奏に象徴的だ。そのほか、B.アラノフによるトム・ハレル作の(7)(ハレル自身も参加)など、粋な選曲。
パーカー、マイルスとの共演歴を持つビショップの決定的名盤に3曲((1)(3)(8))の別テイクが追加されたCD。奢りもなければ遠慮もない、理想的なバランスのピアノ・トリオ・ジャズはビショップならではのもの。ジミー・ギャリソンのベース・サポートにも注目。
幻のレーベルの幻の5枚が次々にCD化されるのは、ハードバップファンには朗報に違いない。地味ながら渋い腕を持つドラマー、ベイリーのこの2枚も、バップのエッセンスの様な作品。特に絶好調のフラナガンが聴ける「バッシュ」は味のある佳作。