ジャンル : ジャズ > フュージョン
サックス奏者スティーヴ・コールの、リーダー作としては実に4年ぶりとなる作品。その間、ジェフ・カシワ、キム・ウォータースとのトリプル・サックス・ユニット「Sax Pack」を2枚出していますが、まさに久々のアルバムといえます。今回はオーケストラと共演した、温かみのあるじっくりと聴き込みたい大人のサウンドを展開。曲はジェイムス・テイラー、ジョン・レノン=ポール・マッカートニー、バート・バカラックなどで、アメリカの心を綴ったテーマを持たせています。オーケストラをバックにじっくりと、まるで歌うようなサックスは聴く者の心もリッチにさせてくれるでしょう。 メンバー:Mike Logan(p, programming-M4), Dale Prasco(g), Steve Rodby(b), David Hiltebrand(el-b M5), Tom Hipskind(ds), Dede Sampaio(perc), David Mann(ts, as, bs, fl), Russeell Ferrante'p-M5) Disc1 1 : MOONLIGHT(Williams) 6:58 2 : YOU CAN CLOSE YOUR EYES(Taylor) 3:03 3 : (I’M AFRAID)THE MASQUERADE IS OVER(Magidson, Wrubel) 4:06 4 : UNDUN(Bachman) 4:53 5 : ANGEL(McLachlan) 6:25 6 : YOU DON'T KNOW ME(Walker, Arnold) 3:58 7 : CRY ME A RIVER(Hamilton) 5:14 8 : THE LOOK OF LOVE(Bacharach, David) 5:04 9 : LONG AND WINDING ROAD(Lennon, McCartney) 5:22 Powered by HMV
2010年9月10日、モーション・ブルー・ヨコハマで収録したライヴ作。ブルース感覚あふれるジュニア・マンスのピアノは好相性で、濃い口のヴォーカルが全開する。トリオと一体になり、次第に熱を帯びていく「サニー」、日本語混じりのスキャットで観客を煽る「スイングしなけりゃ意味ないね」など、会場を沸かせる力量はさすが。
※当商品はアナログ盤(レコード)です。CDではありません。 イエロー・ソウル・フォースFROM 埼玉、 Mountain Mocha Kilimanjaro、二作目にして早くもキリマンジャロ山頂=ウフル・ピークに 到達! これぞイエロー・ファンクの金字塔! 昨年5 月にリリースした、オープンリール一発録りによるデビュー・アルバムが大きな話題となり、FUJI ROCKFESTIVAL 08 出演を果たした埼玉の6 人組インスト・ファンク・バンド、Mountain Mocha Kilimanjaro。 つい先日、UK の名門【JAZZ MAN】から1st アルバムがリリースされ、今年末から来年1 月にかけてオーストラリア・ツアー & 1st アルバムのリリースが決定し、その大胆かつ緻密な楽曲アプローチが世界レベルであることを証明した彼らの待望のニュー・アルバムがついに完成! ザクザクと突き進むビートと咆哮するホーンがまさに凶暴なオープナー「乱暴」から、ブラック・シネマのサントラを思わせる、その名も「Theme of Kilimanjaro」、JB ズ風味のM3、ミーターズ的なM4、テーマ部から中盤のフックへの展開が見事なソウル・インストM7、山田孝之ほか出演の現在公開中の話題の映画「大洗にも星はふるなり」(監督・脚本:福田雄一)のオープニング・テーマ用に作られた「(Ain't Got Nobody) Just A Rambling Man」等々、前作をはるかに上回るドス黒グルーヴ満載の大傑作が誕生!
ポール・アンカ、エルヴィス・プレスリーほか、米ポピュラー・ソングを中心に歌った通算7作目の2010年作。情感豊かな「クレイジー」、のびやかに歌う「クライング・タイム」といったカントリー曲を筆頭に、年季が味わいを生む。盟友・島健とのデュオ、「バークレー広場のナイチンゲール」の温かみもいい。日本語で歌うディスク2の訴えかけてくる表現が持ち味を端的に伝える。
スタンダードでまとめたデビュー10周年の10年録音作。ゆったりとしたテンポにおける音程、リズムとも安定感十分のヴォーカルが実力を示す「バット・ビューティフル」、ヴァースからしっとりと歌う「オーヴァー・ザ・レインボウ」など、バラードが充実。急速で軽快にスウィングする「ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス」、あたたかい雰囲気を醸す「アイム・ビギニング・トゥ・シー・ザ・ライト」もいい。ピアノの青木弘武を中心としたバンドも好演。
このアルバムは彼のオリジナル・レーベルからで2作目となる。取り上げたのは映画から12の名曲プラス・オリジナル1曲。このオリジナルが彼のイメージどおりの素敵な出来上がりとなり、12の名作に伍して遜色がない。バックの演奏も含めてとても誠実な作りであり完成度の高い作品と感じた。
制作・出演
HidekiYagi / HiromuAoki / HiroshiKagawa / YoKobayashi / YoshitakaUematsu / YushiMiyano / YutakaYokoyama / 小林桂発売元
株式会社ポニーキャニオン2011年にデビュー10周年を迎えるのを受けて発表されたベスト・アルバム。須永辰緒らのプロデュースによりクラブ・ジャズ系のオーディエンスをも獲得した21世紀型シンガーの軌跡がわかる。新録曲あり。
イスラエル人の父、日本人の母のもと、日本に生まれ育ったシンガーの第1作。現代的解釈でソウルフルに歌う「The Boy From Ipanema」、粘っこい「Honeysuckle Rose」など豊かな表現力が光る。タイトなサウンドに乗ってヴォーカルとコーラスが絡み合う「Dive Into Your Love」、転調のスリルとメロディの美しさが同居する「I Love You」の自作もいい。全編、演奏も含めて聴きごたえ十分。★