ジャンル : ジャズ > フュージョン
GIZA JAZZレーベル初のコンピレーション・アルバム。森田葉月&森川七月、森川七月、早川えみ、小泉ニロ、中島紅音の5組のディーヴァによる全10曲を収録。スタンダード・ナンバーを取り揃えた、気軽に聴ける一枚だ。
60?70年代のシンガー・ソングライター作品やロックなどを中心にカヴァーした5作目。切なさと爽やかさが同居するジェームス・テイラーの「ロング・アゴー・アンド・ファー・アウェイ」、シンプルなバックの演奏に乗せて、美声がメロディのよさを際立たせるトッド・ラングレンの「イット・ウドゥント・ハヴ・メイド・エニィ・ディファレンス」ほか粒揃い。笹路正徳のプロデュースが的確。★
寺島靖国氏が主宰するレーベルに移籍しての第1弾。以前は多彩な音楽を取り入れ、無国籍感を表出していたが、正面からジャズと向き合っている。とはいえミステリアスなムードはそのまま。「テイク・ミー・イン・ユア・アームス」のはかなさ、「アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥ・イージリィ」の気怠さと哀感、「レッツ・ドゥ・イット」の小悪魔的な表情など、持ち味を存分に発揮している。
制作・出演
DaleAnderson / JaiWinding / グレッグ・アダムス / ゲイリー・ハービッグ / ジョン・チオディニ / ハーヴィ・メイソン / メルヴィン・デイヴィス / 阿川泰子最高の音で楽しむために!
ニューヨークを拠点とするシンガー/ピアニストのファースト・アルバム。深みとともに、どこか軽やかさのあるヴォーカルが心地よく、哀愁漂うワルツの「ムーヴィング・アロング」、スムース&メロウなダブ風味の「ドゥー・イット・アゲイン」といった自作曲も高水準。エヴリシング・バット・ザ・ガールの「ドライヴィング」はしっとりとした仕上がり。
発売元
株式会社ギザのびやかで溌剌とした歌唱を持ち味とするシンガーのセカンド・アルバム。収録曲の多くはスタンダードだが、ポップ寄りのサウンドにすることで個性を活かしている。GARNET CROWの古井弘人がダンサブルにアレンジした「Charade」は典型。清澄なイメージの「Danny Boy」は声の美しさが際立つ。