ジャンル : ジャズ > フュージョン
発売元
株式会社ギザ女性ジャズ・シンガー、中島紅音のサード・アルバム。ジャズ系の有名スタンダードを歌った。4ビート・ジャズとは異なり、実にさまざまなサウンドで歌っている。フュージョン主体で、クラブ・ミュージックのテイストを含んだ編曲と演奏だ。ヴォーカルはハスキー&キュート。
発売元
株式会社ギザJ-POPからのラテンへの回答というべき、明るく快活で現代的サウンドに満ちた作品。元WANDSの大島こうすけによるトラック・メイキングで、日本発のラテン・ミュージックに新たな局面を提示している。ラテンというよりJ-POPとして楽しむべき作品。
アトランタ録音を中心にした2008年作。高揚感を醸す演奏と哀愁漂うメロディがよく合うオリジナル曲「ア・ホール・ニュー・ライフ」、クールなヴォーカルから音色もフレーズも温もりのあるフリューゲルホーン・ソロへの移行が鮮やかな「ロック・ウィズ・ユー」、浮遊感のあるアコースティックなサウンドが心地よい「ユー・アー・スペシャル」など粒揃い。
制作・出演
AndyFarber / AndyFarber&HisOrchestra / JackStuckey / KurtBacher / MarcPhaneuf / ダン・ブラック / チャック・ウィルソン / 青木カレンかつてウランという名前で歌っていた人。現在の名前になって4枚目のアルバム。ビッグバンドをバックに、スタンダードのほかマドンナやスティーヴィーのヒット曲をハスキー・ヴォイスでセクシーに歌っているニューヨーク録音。ゴージャスな雰囲気がいい感じ。
日本を代表するジャズ・シンガーによるボサ・ノヴァ集。NY録音。ケニー・ギャレット、マイケル・フランクス、マルコス・ヴァリほかトップ・ミュージシャンが大挙参加。ギル・ゴールドスタインのアレンジに平賀のシルキー・ヴォイスが重なる珠玉の名演集。
もはや、国内コーラス・グループからは突出した水準のクールさを持つ彼ら。このクリスマス・ソング集でも、圧倒的なメジャー感を発揮している。あえて英語でカヴァーしている達郎の「クリスマス・イブ」も嫌味なく自然。確かに、国内市場では狭いタイプだろう。飛躍の時期はすでに来ている。★
オーソドックスなジャズの第1弾に対し、この第2弾は進化し続ける新しい音楽としてのジャズ。早い話が若いクラバーたちにとってのジャズはこっち。福富幸宏が手がけた打ち込み系サウンドはひたすらスタイリッシュ。この両面性が彼女の最大の武器かも。
通算3枚目、しかし、ピアニストとして知られた斉藤にとって、初のヴォーカル・アルバム。もともと弾き語りをしていたが、最近までピアノに専念していた。歌うことでピアノも光り、情感あふれるダイナミックな作品となった。和製カーメン・マクレエの佇まい。
ニューヨーク録音で歌われるのは、ケイコ・リー自身がセレクトしたアメリカ生まれの名曲たち。ギル・ゴールドスタインのオーケストラ・アレンジにより、しっとりとしたバラード集に仕上がっており、憂いを帯びた声と相まって晩秋のマンハッタンを想像させる。
連続リリースの第1弾は、4ビートやボサ・ノヴァといった旧来のジャズをベースに敷いたアコースティックなバンド・サウンド。もともとはジャズ畑なだけに、自分の庭で花に水を撒くようにリラックスしてスウィングしている。“ジャズ愛”に満ちた「ホワッツ・ジャズ?」や「ジャズ?イントロデューシング?ハウ・ハイ・ザ・ムーン」の歌詞にも注目。