制作・出演 : アントニオ・サンチェス
クァルテット・ライヴクァルテット・ライヴ
74年にパットを起用しデビューを果たさせた師ゲイリーと当時の盟友スワロウ、35年を経た現在のパットをサポートするサンチェスを迎えた2007年のリユニオン・ライヴ。強力な癖を持ち、アクの強い個性の持ち主の4人が、見事にまとまったバンド・サウンドを聴かせる。
Chick Corea Five Trios Series::ファイヴ・トリオBOXChick Corea Five Trios Series::ファイヴ・トリオBOX
40年以上、ジャズ界の中心、先端を歩み、幾多の名作を残したチックの、5つのトリオによる豪華ボックス。各時代のキーマンとなった奏者を5枚に配し、チックの変遷の一端を垣間みられるのは大きな魅力。[1]のジョーはJ.ヘンダーソン(sax)。この三人では初共演でジョーへの想いを込めた「ドクター・ジョー」も初出。[2]はマイルス、[3]はセロニアス・モンクへのオマージュ。[4]はB.エヴァンス(p)に捧げられ、ゴメス起用は必然。チックの美麗な無伴奏ソロにゴメスの粘っこいベースとモレイラが加わり、徐々にラテン調に移行するスリリングな「ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート」。唯一の新人起用[5]もジャズの明るい未来を予見させるもの。名リーダーほどリズムに固執し、恵まれる。チックのキャリアに多大な貢献をした奏者との本作は回顧ではない今現在〜未来の彼らの最新超大作だ。特典盤[6]には「スペイン」収録。★
マイグレーションマイグレーション
2001年以降、パット・メセニー・グループのレギュラー・ドラマーとして活躍するアントニオ・サンチェスの初となるリーダー・アルバム。パット・メセニーやチック・コリアらと、巧みなセッションを繰り広げている。
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