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昭和の名人 古典落語名演集 三代目三遊亭小圓朝 三::粗忽の釘/富士詣り/のめる/五段目/しの字嫌い昭和の名人 古典落語名演集 三代目三遊亭小圓朝 三::粗忽の釘/富士詣り/のめる/五段目/しの字嫌い
なごやか寄席 五代目 三遊亭圓楽::藪入り/阿武松なごやか寄席 五代目 三遊亭圓楽::藪入り/阿武松
74〜99年の間、東海ラジオで放送された公開録音番組『なごやか寄席』の音源のCD化シリーズ。脂ののっていた頃の色気のある三遊亭圓楽は師匠・圓生ゆずりの「阿武松」と「藪入り」を聞かせる。賑やかな噺にしてしまう口調が愛された橘家圓蔵の「寝床」と珍しい演目の「七面堂」を聞ける。朗らかな声質の響きが小気味よい口調の三笑亭夢楽による「三方一両損」と「転宅」を聞ける。浪曲師志望だったこともある入船亭扇橋によるクスッとさせる程度の生真面目な口調でじっくり聞かせるのが「狸賽」と「味噌倉」だ。とぼけた味わいの口調が持ち味の桂文朝の「雛鍔」「禁酒番屋」「真田小僧」「三方一両損」を聞ける。圓生一門で踊りの素養があり、見せる落語を得意とした三遊亭圓彌が「権助芝居」と「不動坊」を聞かせる。派手なアクションと軽い口調の古今亭圓菊の「井戸の茶碗」と「明烏」を楽しめる。82〜83歳当時の雷門福助は、年齢なりの口調による「浮世風呂」と「やかん」「掛取万歳」「福助芸談」を聞ける。