ジャンル : 演歌・純邦楽・落語 > 落語・演芸
彦いちばなし 林家彦いち落語集 創作編 「睨み合い・完全版」/「友情」彦いちばなし 林家彦いち落語集 創作編 「睨み合い・完全版」/「友情」
落語に“ノンフィクション”という新ジャンルを切り開いた林家彦いち。研ぎ澄まされた観察眼から生み出される人物描写は、独特の話術によって人々を惹き付けてやまない。「睨み合い」の妙味は究極の日常性と手作りの親近感にある。繰り返し聴きたくなる噺だ。
彦いちばなし 林家彦いち落語集 創作編 「全身日曜日」/「さいとう」彦いちばなし 林家彦いち落語集 創作編 「全身日曜日」/「さいとう」
彦いち得意の創作落語二題。休日は身体に感謝するもんだ……という与太話から、身投げを止めたり息子を怒鳴ったりと妙な展開になる「全身日曜日」、怖いような可笑しいような不思議コント風味の「さいとう」、いずれもスタンダードな“旦那と女房”スタイルで。ライヴ風の芸に、迫力ある声色がぴたり。
春風亭柳昇 にっかん飛切落語会 特撰春風亭柳昇 にっかん飛切落語会 特撰
1958年に真打に昇進、2003年に逝去した五代目春風亭柳昇の、にっかん飛切落語会での口演をセレクトしたCD4枚組。弟子の春風亭昇太による監修で、新作落語を追及した柳昇の芸の数々が心ゆくまで堪能できる。
春風亭昇太 4春風亭昇太 4
90年に真打に昇進、活躍をみせる新作落語のトップランナー、春風亭昇太の口演を収めたCDシリーズの第4弾。「悲しみにてやんでい」「宴会の花道」「遠い記憶」など、爆笑必至の口演が満喫できる。
東西名人揃いぶみ第九巻 Wけんじ/牧伸二/春日三球・照代/松鶴家千代若・千代菊/夢路いとし・喜味こいし東西名人揃いぶみ第九巻 Wけんじ/牧伸二/春日三球・照代/松鶴家千代若・千代菊/夢路いとし・喜味こいし
六世松鶴極つき十三夜六世松鶴極つき十三夜
79年1月6日からの13夜にわたる高座での13席を収録。関東人には馴染みの薄かった松鶴だが、そのパワフルで豪放な芸風と口調、ガラガラの声質などが憑依したかのように弟子の笑福亭鶴瓶へとつながっていると実感させる。この録音は松鶴が脳溢血で倒れた後、カムバックしてのイベント的な高座である。全盛期ではないが、松鶴といえば芝居噺と酒盛り噺で知られたように、得意としたそれらの話が中心の演目となっている。関西の言葉に馴染んだ今日では、東京人にも松鶴の気質を含め、その面白味が伝わりやすくなってきたようだ。松鶴も気にしていたらしい、初日の米朝の口上にニンマリ。