ジャンル : 演歌・純邦楽・落語 > 落語・演芸
邦楽演奏家BEST TAKE邦楽演奏家BEST TAKE
現代曲を数多く演奏してきた箏奏者・福永千恵子の意外にも初CDである。池辺晋一郎や新実徳英、一柳慧、毛利蔵人、柴田南雄らの曲を繊細な音色と緻密な技法で箏曲として展開する。現代曲への取り組みは沢井忠夫系の箏奏者ならでは。大胆にして着実だ。
落語の世界 その4落語の世界 その4
マクラで“人間国宝”の息子のプレシャーをふって客をつかんでいるが、ノビノビとした芸風はさすが落語界ええとこのボン代表。上方落語というと賑やかに語りまくるというイメージが強いが、この人の高座からは船場あたりの若旦那の品のよさが伝わってくる。★
NATIONAL ANTHEM OF TNATIONAL ANTHEM OF T
2002年ワールドカップに出場する32ヵ国の国歌、そして選手入場の時に流れる「FIFA ANTHEM」を収録した一枚。通しで聴くとやはり最多優勝を誇るブラジルの国歌は貫禄があるな、と感じるから不思議だ。ライナーの“国歌になったゆえん”も興味深し。
南光落語ライブ 10 野崎詣り/ざこ八南光落語ライブ 10 野崎詣り/ざこ八
耳障りといってもいい塩辛声、かなりの早口、音だけ聴けばそういうものも耳につく。しかし、喋りの気合いでどんどん客席を引きつけ、最初のひと湧きまでの見事さには舌を巻いた。けっこう話し芸もフレージングだなぁ、などと音楽みたいに聴かされてしまった。