ジャンル : 演歌・純邦楽・落語 > その他
宝塚歌劇星組公演の実況盤で、「菊の宴」の総踊りから「紅葉風流傾き者」「おけさ幻想」「月と尾花」「花吹雪」など名場面を収録。華やかな音楽をバックに、トップスターの柚希礼音をはじめ、夢咲ねね、鳳稀かなめ、涼紫央などの歌声が美しく流れる。ファンには絢爛豪華な踊りやラブ・シーンが思い浮かぶだろう。
短詩系文学の漢詩や和歌を中心に独特の節回しをつけて吟ずる“詩吟”。伝統芸能のなかでも、すっかり特別なものになってしまったかと思いきや、全国から集めたコンクールの記録として“愛”をテーマに20曲以上が登場。百人一首から李白、新作まで、コロムビア主催ならではの好企画だ。
落語に“ノンフィクション”という新ジャンルを切り開いた林家彦いち。研ぎ澄まされた観察眼から生み出される人物描写は、独特の話術によって人々を惹き付けてやまない。「睨み合い」の妙味は究極の日常性と手作りの親近感にある。繰り返し聴きたくなる噺だ。
彦いち得意の創作落語二題。休日は身体に感謝するもんだ……という与太話から、身投げを止めたり息子を怒鳴ったりと妙な展開になる「全身日曜日」、怖いような可笑しいような不思議コント風味の「さいとう」、いずれもスタンダードな“旦那と女房”スタイルで。ライヴ風の芸に、迫力ある声色がぴたり。
名録音盤として名高いアルバムが、SHM-CDで復活した。82年のサントリー音楽賞受賞記念演奏会のライヴ録音だが、当時の最新機材と技術による、生々しい音場感は今聴いても圧巻。当日のプログラムや音楽誌の掲載原稿から集成した、90ページに及ぶ増補版ブックレットも素晴らしい。
発売元
日本伝統文化振興財団民謡歌手でもある相原ひろ子のもうひとつの顔である、新舞踊向けの作品に取り組む舞踊歌謡歌手としての一枚。「男船」で知られる松井由利夫の作品が4曲を占めるほか、市丸の「三味線ブギウギ」や高峰秀子の「銀座カンカン娘」なども収められ、彼女の節回しからはタイトルに通じる小粋な面がにじみ出ている。
1958年に真打に昇進、2003年に逝去した五代目春風亭柳昇の、にっかん飛切落語会での口演をセレクトしたCD4枚組。弟子の春風亭昇太による監修で、新作落語を追及した柳昇の芸の数々が心ゆくまで堪能できる。
90年に真打に昇進、活躍をみせる新作落語のトップランナー、春風亭昇太の口演を収めたCDシリーズの第4弾。「悲しみにてやんでい」「宴会の花道」「遠い記憶」など、爆笑必至の口演が満喫できる。
2006年に発表されたDIAMOND BESTシリーズから、セールス上位のタイトルを厳選し、大幅にプライス・ダウンして再発売。古今の名詩を、朗々と歌い上げる詩吟の世界の美しさをひしひしと感じられる一枚。日本人の心の原点を集成した決定版だ。
2006年に発表されたDIAMOND BESTシリーズから、セールス上位のタイトルを厳選し、大幅にプライス・ダウンして再発売。懐かしい故郷の民謡を集めた、豪華メンバーによる民謡集の決定盤。
2006年に発表されたDIAMOND BESTシリーズから、セールス上位のタイトルを厳選し、大幅にプライス・ダウンして再発売。日本人が愛し続けてきた琴が奏でる愛唱歌の数々を集成した決定盤。