ジャンル : 演歌・純邦楽・落語 > その他
古典落語の名演目の中から、親子愛や夫婦愛、人情、悲恋などほろりとするストーリーの“人情噺”を中心に収録した「泣ける落語」シリーズ。十代目金原亭馬生の十八番「柳田角之進」を収録。
お正月にはおなじみの、宮城道雄作曲「春の海」。本作はこの名曲を箏や尺八で演奏するためのレッスンCD。安藤政輝と山本邦山による模範演奏とパート別カラオケを収録している。
『春夏秋冬』や『花の明け暮れ』なども評判を呼ぶ栄芝の小唄集。近年では映画などでも接する機会が減少し、一般的には馴染みの薄いものになってきた小唄だが、江戸情緒や男女の世界などを小粋に淡々と表現する。日本の伝統芸術を支える地道な企画盤だ。
時代劇などで虚無僧の托鉢が尺八を吹くシーンはよく目にするが、一曲全部を聴くことはない。このアルバムはまさに目から鱗が落ちる思い。各地伝来の古曲や托鉢の曲など7曲は衝撃でさえある。「古伝巣籠」「山谷」など鮮烈だ。柿堺香の深い演奏も出色。★
日本の歴史上の人物を人気声優が綴る朗読CDシリーズの第1弾。TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』のアスラン・ザラ役などで知られる石田彰が、オリジナルのストーリーで描かれた天草四郎を演じている。
日本の歴史上の人物を人気声優が綴る朗読CDシリーズの第2弾。TVアニメ『頭文字D』や『機動戦士ガンダム00』などを代表作に持つ三木眞一郎が、オリジナルのストーリーで描かれた坂本龍馬を演じている。
若い頃から福島民謡の妙手として全国的に知られ、学校の音楽教育にも積極的に取り組む歌川重雄のアルバム。「会津磐梯山」の旧節の数少ない歌い手の一人である彼が、同曲を含む古くから歌い継がれてきた楽曲をダイナミックに表現している。
日本フォークダンス連盟が監修する指針CD。編曲は松山祐士と森田一浩が担当し、2009年3月28日に録音。アルゼンチンやメキシコ、ポーランドといった国々のフォーク・ダンス曲を収録。異国情緒に富んだメロディと、さまざまな楽器の音色が楽しめる。
生誕100年となる太宰治の作品『走れメロス』を平野啓子が朗読。さり気なく奏でられるピアノの音色が、朗読の背景となっている。抑制している語り声に込められた情感の塩梅が、聴き手の体調や好みによってその印象を異にし、黙読とは違う物語となる。
音楽には英才教育がつきもの。この津軽三味線、尺八、鳴り物というユニットも、それぞれに和楽器の英才教育を受けてきた三人が自在に扱える手中の楽器を操って、伝統や流派にとらわれない“いま”の音楽作りに挑む。結果? 少なくともこの面白さは本物だ。
CDデビューから8年。日本風情を三味線の弾き歌いで表現する彼女のお国めぐり第2弾。今回も「五つ木の子守唄」「よさこい節」といったスタンダードから、ハワイ民謡の「ホレホレ節」まで多彩なセレクション。特徴ある固めの声で、和風エンタメの粋にいざなう。