ジャンル : 演歌・純邦楽・落語 > その他
結成10周年の人気トロンボーン四重奏団、トロンボーン・クァルテット・ジパング初のベスト・アルバム。既発の6枚のCDから抜粋された楽曲が、高音質CD=SHM-CD仕様によって一段と輝きを増している。
日本のオーケストラで中核を担う金管奏者11人+打楽器奏者が結集。鮮烈な輝きと重厚な響きを備えた最高のサウンドを日本から発したいという熱意が生み出した金管アンサンブルだ。ケッツァーの「ブラス・シンフォニー」の迫力はさすがに聴きごたえがある。
「落語の大学」は噺家やネタをパロッた語り口がマニアにはたまらない作品。「鬼背参り」は夢枕漠の書き下ろし。江戸期が舞台の鬼や陰陽師も登場する怪談味タップリの緻密な構成で、喬太郎は真っ向勝負の熱演で聴かせる。50分超の大作にして未来の古典。
ドラマや小説を通して、幅広い世代に人気となっている落語は、その言葉の世界の楽しさや奥深さから、子供番組でも取り上げられるようになった。本作は、そんな親子が楽しめる落語の数々を収録した教育的オムニバス・アルバムだ。
信時潔はドイツで学んで、ドイツ・ロマン派の書法をしっかりと身につけ、山田耕筰と並ぶ日本作曲界の重鎮とされてきた作曲家だが、多くの音楽ファンにとっては、今や「海ゆかば」くらいしか知らない存在だろう。ここには、合唱曲や唱歌、器楽曲から社歌、校歌、NHKの放送開始の音楽まで入っている。カンタータ「海道東征」の初出録音をはじめ、日本人初のチェンバロ作品など、貴重で興味深い録音、作品が多い。なかでいちばん興味深かったのは戦時下の作品群だ。ディスク5と6にまとめられている。大政翼賛会の標語「此の一戦 何がなんでもやり抜くぞ」にまで作曲しているのだ。それと、上記の「海道東征」をはじめとする紀元二千六百年祭関連作品など、考えさせられる。これは、戦前戦中を中心に録音されたものをほぼ網羅し、SP盤と金属原盤から復刻した画期的なボックスである。
世界に誇る太鼓集団「KODO」の、20枚以上を誇るその膨大なディスコグラフィーの中から、ライヴでも頻繁に演奏される人気の高い楽曲を集めたベスト盤です。是非このバイブレーションを高音質、大音量でお楽しみ下さい。自然と身体が動くことでしょう。
佐渡島に本拠地を置く日本太鼓グループ鼓童の1994年から1999年までのベスト盤。伝統的な鼓童の日本太鼓から比較的ポップな楽曲までを網羅、究極のクオリティ・ミュージック・アルバムの誕生です!