Fight for Innocence
ポスト・トリップホップバンドTAMIW、Hidden Placeから世界に放たれる3rdアルバム『Fight for Innocence』完成。
ポスト・トリップホップバンドTAMIW。昨年2月にはシャフィーク・フセインの参加でも話題となった
初のEP『FloatingGirls』をリリース、限定パッケージソールドアウトに伴い9月には全国流通版として再発売。
「FUJI ROCK FESTIVAL ROOKIE A GO-GO」への選出や、ego apartment、NIKONIKOTANTAN、
BREIMENを誘致して開催した自主企画も成功に収めるなど着実に注目度が高まりを見せる中、
昨年11月から1月にかけての3ヶ月連続シングルをリリース、2月22日に満を持しての3rdアルバム
『Fight for Innocence』がリリースとなる。
ヴォーカル・tamiがアルバム制作のテーマとしたのは自分にとって大切なもの、人、ポリシー、
”純真”を守るため日々覚悟をもって戦い歩んでいく事であり、そのテーマから枝分かれした全10曲のストーリが歌われ、
うち3曲ではラップも披露されておりtamiの表現者としての意欲を感じる。
初のラップが披露されて話題となったシングル「Eyes on Me」、長時間労働者に対して
「しっかり一緒に休もうよ!!」と歌われるダンサブルな「Kick Off」、アルバムテーマをもっとも反映し、
詩的な美しさでMVも話題となっている「My Innocence」。そしてアルバムからのリードトラック
「Genius Made by Publishers」ではego apartmentからZenが参加。
TAMIWらしいサプリング・ヒップホップフィーリングを感じさせながらもインディーロックやビートルズをも感じさせる
新基軸なパーティーチューンになっている。
サウンド面ではTAMIWが得意とするベースミュージックを基盤としたサウンドを中心としながらサンプリングと
生演奏の境目がわからないモダンで洗練されたサウンドデザインが施されている曲が並ぶ。
バンドは大阪堺寺院内のスタジオHidden Placeを運営、多種多様なヴィンテージ楽器・録音機材を所有しており、
録音は鍵盤の田口智章が務めるなど自らのスタジオ装置をふんだんに使い時間をかけて練り込まれた作品になっている。
アートワークは昨年のシングルから一貫してコラージュアーティスト〓TaKu‘,n〓(タクエヌ)が手がけており、
TAMIWの重要なアートフォームの一端を担っている。
またアルバム共同プロデュースはBigfishSoundsオーナー柏井日向が担当した。