MONOBRIGHT three
4人編成に戻っての第一作は、2009年作『monobrighttwo』まで遡り、<これがthreeだ>と宣言する原点回帰作。
音数が減ったぶん楽器のパワーが増し、持ち前の明るくダンサブルなギター・ロックの完成度は当時より格段にアップ。
歌詞は相変わらず甘酸っぱい青春と妄想がテーマだが、どこか憂いを増したように思うのは、やはり30代になったせいか。
成熟したロック・バンドに向けて、進む方向は間違ってないと思う。
bounce (C)宮本英夫
<収録内容>
1. 風街ロマンスパイダー
2. OYOVIDENAI
3. youth
4. トライアングリー
5. 色色
6. アイドル
7. 妄想難破奇譚
8. 空中YOU WAY (テレビ神奈川「saku saku」10月度エンディングテーマ)
9. ブランニューウェーブ
<モノブライト PROFILE>
2006年に桃野陽介(Vo / Gt)を中心に、松下省伍(Gt)、出口博之(Ba)の北海道の専門学校時代の同級生で結成。
UKロックシーンを背景にした、感情と刹那がたたずむ音像は桃野陽介というシンガーソングライターの手によって、
ひねくれポップロックへと変遷していく。その象徴ともいえる作品、「未完成ライオット」で2007年にメジャーデビュー。
これまでオリジナルフルアルバムとしては2013年にリリースされた「MONOBRIGHT three」などを筆頭にして6作品を
発表している。さらに、精力的なライブ活動と共に2014年にはZepp Tokyoでのワンマンライブも開催。
2015年メンバーのソロ活動を経て、同年10月に新体制で新境地を目指す。
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4ピース・ロック・バンドのメジャー・ファースト・アルバム。ポップだけど屈折したメロディやひねりの利いた歌詞、本歌取りや引用の上手さには奥田民生の影響を感じる。楽曲自体の完成度も高いけれど、それをさらに高めるためのバンド・アレンジも完璧にハマった傑作。★ 2007/10/24 発売
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