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アルマゲドンアルマゲドン

★仕様/特典 通常盤 ドイツの民俗音楽や神話を取り入れたフォーク・メタル・バンド“エクリブリウム”の 最新アルバム『アルマゲドン』発売決定!シンセサイザーとフルートによる壮麗かつ勇壮なシンフォニック・サウンド! ドイツ出身のエクリブリウム。結成は2001年にまで遡るので、すでに活動歴15年以上のベテランだ。 リーダーにして、現在残る唯一のオリジナル・メンバー、ギター・キーボード担当のレネ・ベルティアオメを中心に結成。 05年『神々の紋章 - Turis Fratyr - 』でデビューするや否や人気沸騰、あっという間にドイツの名門ニュークリア・ブラスト・レコードと契約、 08年にはセカンド・アルバム『サーガス - Sagas - 』をリリース。その後ヴォーカリストとドラマーが脱退という不運に見舞われるが、 新たなメンバーを迎え『再創神 - Rekreatur』(10年)『源祭壇 - Erdentempel』(14年)とリリースを重ねる。ところが何と『源祭壇 - Erdentempel』 リリースのアナウンス2日後に、オリジナル・メンバーの、ギターとベースが脱退。これでレネが唯一の創設メンバーとなってしまう。 だが、エクリブリウムはそんなことでは立ち止まらない。苦境に立たされたにもかかわらず、あっという間に体制を立て直し、 ヨーロッパ・ツアーに出る。そしてその前作から2年後、このニュー・アルバム『アルマゲドン』を完成させたのだ。 彼らのスタイルは、フォーク・メタル、ヴァイキング・メタル、エピック・メタルなどなど様々な呼称が使われているが、 そんなジャンル分けの煩わしさとの対極にあるのが、その音楽のわかりやすさだ。その武器は、5作目にあたる本作『アルマゲドン』で さらに磨きがかかっている。一度聴けば忘れられないメロディ満載で、即効性は抜群。2年かけてじっくり作り上げたという本作は、 エクリブリウム・ファンにはおなじみのスカディ・ロゼフルストによるアートワーク、そして『アルマゲドン』というタイトルが示す通り、 過去の作品に比べるとややダークな側面も持つ。7分を超える大曲「エターナル・デスティネーション」がその良い例だろう。 だが案ずることは何もにない。ミドル〜アップ・テンポで畳み掛ける勇壮な楽曲、シンフォニックで派手なオーケストレーション、 民俗音楽らしい音色、リズム、メロディなど、エクリブリウム節はいつにも増して全開だ。 本作は、レコーディング、ミキシングからプロデュースに至るまで、レネ自身が手掛けている。 マスタリングはセパルトゥラからイングヴェイ・マルムスティーン、フェイス・ノー・モアからイエスまで手掛けたマオール・アッペルバウム。 ヴァイキング・メタルと言われることもあるエクリブリウムだが、彼らはドイツの民俗音楽のメロディを取り入れたり、歌詞もほぼドイツ語であったり、さらにドイツの神話を取り上げたりと、実際は非常にドイツ的なバンドである。シンフォニックなパートにしても、 さすがはシンフォニーの本場、ドイツのクオリティ。日本でのジャーマン・メタルの人気や、ドイツ産のクラシック音楽の普及ぶりを 見れば明らかなとおり、ドイツの音楽というのは我々日本人と非常に相性が良いのである。シンフォニックでフォーキー、 壮大で勇ましい本作は、フォーク・メタル・ファンだけでなく、メロディック・デス・メタルやブラック・メタル、 さらにはパワー・メタル・ファンにまで幅広くアピールすることは間違いない。 <収録内容> 01. ゼーンズフト 02. エアヴァッヘン 03. カタルシス 04. ハイマート 05. ボーン・トゥ・ビー・エピック 06. ツム・ホリツォント 07. ライズ・アゲイン 08. プレイ 09. ヘルデン 10. コヤニスカッツィ 11. エターナル・デスティネーション <メンバー> ロブ(ヴォーカル) レネ(ギター) ドン(ギター) ハティ(ドラムス) 2016/08/12 発売

レネゲイズレネゲイズ

前作『アルマゲドン』('16)から3年振り、'17年の初来日公演後にメンバー交代を経た、 ドイツ産エピック・フォーク/ペイガン・メタル・バンド、エクリブリウムの新たな章がここに幕を開ける! ジャンルの壁を突破し、鮮烈なる進化を遂げた彼等のニュー・サウンドに注目せよ! 挑戦は時にリスクを伴う。それは音楽の世界においても言える。ファンとは身勝手なものだ。 安定路線に甘んじていると「マンネリ」と揶揄され、新機軸を打ち出すと「裏切り行為だ!」と断罪される。 しかし、古今東西のあらゆるミュージシャン達は、常にリスクを恐れず挑戦を続けてきた。 その結果、目覚ましい進化を遂げたバンドもいる一方、ファンに受け入れられず、そのまま失速してしまうバンドもいる。 それでも、同じことの繰り返しを良しとしないミュージシャンは後を絶たない。 前作『アルマゲドン』('16)からちょうど3年振り、待望のニュー・アルバムをリリースするドイツのエピック・フォーク/ペイガン・メタル・バンド、 エクリブリウム。彼等もまた、ここにきて大勝負に出た。『レネゲイズ』とタイトルされた、この6枚目のフルレンス・スタジオ新作には、 アッと驚く新機軸が提示されている。果たしてこの進化と新化を、ファンやシーンがどのように受け止めるのか──バンド自身としても興味津々なのではないだろうか。 エクリブリウムの母体となるバンドは、独ミュンヘン近郊の町マイザッハにて、'01年夏にスタートしている。ただ、当初はカヴァー曲中心の学生バンドに過ぎず、 ヘルゲ・シュタンク[Vo]、レネ・ベルティアオメ[G]、アンドレアス・フェルクル[G]、ザンドラ・フェルクル[B]、ヘニング・シュタイン[Ds]、 ミヒャエル・ハイデンライヒ[Key]というラインナップが確定し、本格的に活動を開始したのは、数度のローカルなギグを経てからのことであった。 驚くべきは、当時のメンバー達の年齢。リーダー格のレネは20歳だったが、ヴォーカルのヘルゲは18歳で、他のメンバーも殆どが10代、 ベースのザンドラはまだ15歳だったという。当初、志向していたのはエピックなヴァイキング/ペイガン・メタル。MOONSORROWやFINNTROLLからの影響が強く、 ゲルマン神話や北欧神話、エッダやサーガを下敷きにした歌詞が、全て母国語で書かれていたのも興味深い。 アルバム・デビューは'05年、『TURIS FRATYR』にて。次いで、'08年にはセカンド『SAGAS』を、'10年にはサード『REKREATUR』をリリース。 だがその間、メンバー・チェンジが繰り返され、'14年に第4作『ERDENTEMPEL』が発表される頃には、オリジナル・メンバーで残っているのは、 バンマスのレネだけとなっていた。とはいえ、バンドとしては作を追う毎に成長を遂げ、特に'10年加入の2代目シンガー、ロブセことロベルト・ダーンは、 その剛毅な存在感でもって、ファン層拡大に大きく貢献したと言えよう。 そんな彼等が初来日を果たしたのは、前作『アルマゲドン』に伴うツアーにて、'17年3月のこと。その時点でのバンド・ラインナップは、 ロブセ[Vo]、レネ[G]、ドム・R・クライ[G]、マルクス“マッキ”ライヴァルト[B]、トゥヴァル“ハティ”レファエリ[Ds]だったが、 その後またもやメンバー・チェンジが起こり、今年に入って、ベースがマルティン・ベルゲルに交代し、 さらに鍵盤奏者としてスカディ・ローゼフアストが新加入した。その現ラインナップで制作されたのが、新作『レネゲイズ』ということになる。 先に“エピック・フォーク/ペイガン・メタル・バンド”と書いたが、もはやエクリブリウムをそう呼ぶことは出来ないだろう。 それは『レネゲイズ』を聴けばすぐに分かる。ここには、ジャンルの壁に囚われたかつてのバンドはもういない。より自由度の高い楽曲が、 新たな章の幕開けを高らかに宣言している。中でも、最も衝撃度が高いのが「パス・オブ・デスティニー」だ。何とこの曲には、同郷のラップコア・バンド、 ザ・ブッチャー・シスターズの面々が客演しているのだ。ペイガン・メタルにヒップホップとは意表を衝くどころではないが、決して奇をてらったワケではない。 元々、幅広い音楽的嗜好のレネ達が今、本当にやりたいことをシンプルにやってのけたのが、この『レネゲイズ』なのである。 無論、フォーキーな要素や、エスニックな手法など、お馴染みの曲想も残されてはいる。だが、そこに神話や伝説の世界はもう存在していない。 進化は既に起こっており、もう誰も新生エクリブリウムを止めることなど出来ないのだ…!! 【メンバー】 ロブセ(ヴォーカル) スカー(クリーン・ヴォーカル) レネ(ギター) ドム・R・クライ(ギター) スカディ(シンセ) ハティ(ドラムス) 2019/08/23 発売

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