キルヒシュラーガーの自然体で優しい歌声はバロック音楽にも合っている。このバッハ・アルバムでは、カンタータの他、「マタイ受難曲」や「ミサ曲」のアリアも含まれ、バロック・ヴァイオリンの名手カルミニョーラとの絡みが聴きどころとなっている。