小菅の3作目で、初の協奏曲録音。第21番のカデンツァには自作を用いるなど意欲的だが、演奏そのものは決して奇を衒わず、シンプルに客観的に捉えたスタイルである。フォスターの伴奏はいかにもドイツといった味わいが色濃いもの。
2016/12/07 発売