小菅優の才能を認めた指揮者が自身のレーベルramに吹き込ませた、16歳のときの録音。ヨーロッパ最大の音楽雑誌『フォノフォルム』で最高の評価を獲得しており、彼女の才能が隅々まで冴えわたっている。
リストに続く第2弾。「24の前奏曲」では前半部分はやや抑制した、冷静な弾き方に徹しているが、ライヴのように徐々に熱を帯び、曲によってはスケールの大きさもしっかりと披露してくれる。最後の夜想曲も若々しい抒情と繊細さにあふれた演奏。 2005/05/18 発売