モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」&ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
潮田益子のソロが聴ける。ベテランの域に達した彼女だが、しなやかな音色と抒情的な表情は健在。まるで呼吸しているかのようなテンポの揺らぎが、聴き手の心に気持ちよく響く。小澤の指揮も巧い。研ぎ澄まされた「ジュピター」の弦合奏にも推進力がある。
潮田益子のソロが聴ける。ベテランの域に達した彼女だが、しなやかな音色と抒情的な表情は健在。まるで呼吸しているかのようなテンポの揺らぎが、聴き手の心に気持ちよく響く。小澤の指揮も巧い。研ぎ澄まされた「ジュピター」の弦合奏にも推進力がある。