中村梅雀 プレゼンツ ジャコ・パストリアスの軌跡
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ジャコは晩年生活のために多くの吹き込みを残した。中には悲惨な出来のものもあるが、この作品では彼の調子もすこぶるよく、またスタンダード中心という内容も悪くない。ジャコのウォーキング・ベースの強力さに、改めて彼の存在の大きさを思い出す。 1993/04/05 発売
フロリダのナイトクラブにおけるジャコのバースデイ・コンサートのライヴが今回初登場。ワード・オブ・マウスのデビュー作はスタジオ録音だったので、これが初ライヴ作ということになる。演奏も録音状態も最高。マイケル・ブレッカーの参加が魅力。 1995/10/10 発売
発想と技術とが完璧に近いバランスで音楽に体現した、鬼才ジャコ・パストリアスの一大傑作。バッハからビートルズを経てビ・バップまで。これらの音楽成分はジャコの一部分に過ぎないのだが、噴出する勢いが桁はずれだった。(2)の優しさと(7)の狂気に心服。 1995/10/25 発売
今年で没後10周年の天才ベーシストが86年に残した既発4作品からのコンピ。パーカーの(2)、WRの(3)の再演、自作という構成だが、WR脱退後、意欲を燃やしたビッグ・バンドではなく、コンボの録音が中心なのが荒んだ晩年を象徴しているようで寂しい。 1997/09/01 発売
ライヴとスタジオで録音されたジャコのソロ・パフォーマンスを集めてCD化した作品。これを聴けば彼がいまさらながらに驚異的なテクニックと創造力の持ち主であったことが分かる。ひとつのトラックにさまざまな曲が顔を覗かせているところも興味深い。 1997/09/01 発売
今は亡きベーシスト、ジャコ・パストリアスの未発表録音がまた発表された。1986年にビレリ・ラグレーンと共演したイタリアでのライヴ。名曲(1)を始め、最後までテンションの高い演奏が続く。改めてジャコの偉大さをひしひしと感じさせてくれる1枚。 1997/10/01 発売