モーツァルト:交響曲第39番・第40番・第41番「ジュピター」
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モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」
モノラルLP時代のワルターの輝かしい記録である。特に「プラハの春」は(理由はわからないが)初出とのことで貴重。両曲とも生命感に満ち、ワルターが史上屈指のモーツァルト指揮者であったことをあらためて認識させられる。音質も想像以上に良い。 1996/03/21 発売
ワルター2 モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」&第39番ワルター2 モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」&第39番
ワルター得意のモーツァルトが新しいマスタリングによって美しい音で蘇っている。音楽の表情づけがあたたかで柔らかい。今では滅多に聴くことのできないようなロマンティックでゆったりとしたモーツァルトが、かえって、新鮮に感じられる。 1998/10/21 発売
ワルター3 モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」&第40番ワルター3 モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」&第40番
ずううんと重い響きと、ぐぐっとテンポを落として纏綿と歌われる旋律。かと思えば、かあっと熱くなるとごわぁっと走ったりする。いやはや温和な紳士かと思っていたワルターも、今聴くとカリスマの雰囲気すら漂わせ、絶句的濃さである。確かに巨人の一人だな。 1998/10/21 発売
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク&序曲集モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク&序曲集
録音の加減もあるんだろうが、このシリーズは“ずううん”というバスと、“しゃりり”っとした高弦のコントラストが特徴。いわゆる外声強調型であり、ここにワルターの響きの趣味と音楽作りの嗜好が見える。一聴甘く穏やか、でも壮大で濃い演奏だ。 1998/11/21 発売