ショパン︓ピアノ・ソナタ第3 番、夜想曲&幻想曲
■鬼才ピアニスト、イーヴォ・ポゴレリチのソニー・クラシカルとの長期専属契約第2弾は、
1998年発売のショパン「スケルツォ」(1995年録音)以来、24年ぶりのショパン・アルバムです。
ショパン作品は、1982年のショパン・コンクールの衝撃以来、ポゴレリチとは切っても切れないレパートリーで、これまで4枚のアルバムを発売しています。
■2021年秋に録音されたばかりの当アルバムには、ショパンの最高傑作「ピアノ・ソナタ第3番」のほか、
最美の「舟歌」と「夜想曲」2曲が収録されており、いずれもポゴレリチのリサイタルを彩る得意のレパートリーながら今回が初録音となります。
年代によって芸風を変化させてきたポゴレリチゆえにこのショパン・アルバムも全く予測不可能な世界が展開されること必至。
実演で接することのできる漆黒の重味を備えた独自のピアノ・サウンドと、一つ一つの音符を明晰かつ克明に弾き分けるタッチによって、
私たちの全く知らなかったショパン作品の底知れぬ魅力を開示してくれるに違いありません。