チャイコフスキー:弦楽セレナーデ/グリー
1,000円の廉価盤だか、これはお買い得。ロシア・北欧の作品を収めたアルバムだが、チャイコの冒頭からあふれ出してくるクリーンで透明なサウンドにニッコリ。ともすれば、トロトロのセンチメンタルになってしまうこの曲が、すばらしく格調が高く美しい。
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東ドイツのオーケストラによるガーシュウィンというところが何ともおもしろい。先入観を抜きにして素直に聴いても、(3)でのモノ・トーンでくすんだ響き、わざとそれらしさを出そうとした遅れ気味のリズムなど、やはりドイツの演奏になっている。異色作である。 1987/02/25 発売