メンデルスゾーン序曲集
メンデルスゾーンゆかりのオーケストラ、マズアとゲヴァントハウスによる序曲集。(3)が珍しい。これは作曲者17歳の時のもので、死後出版された。演奏は、現在のマズアであればもう少し深い響きと老巧な表現が可能だと思うが、ここでの若々しさも捨て難い。
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東ドイツのオーケストラによるガーシュウィンというところが何ともおもしろい。先入観を抜きにして素直に聴いても、(3)でのモノ・トーンでくすんだ響き、わざとそれらしさを出そうとした遅れ気味のリズムなど、やはりドイツの演奏になっている。異色作である。 1987/02/25 発売