フロム・ザ・クレイドル・トゥ・エンスレイ
英グラック・メタル・バンドによるこれは6曲入りの最新シングル。ドロリとした圧迫感とウェットなメロディ・ライン、そしてノイジィなパワーが渾然一体化した音は彼らならでは。ミスフィッツ(3)など、カヴァーも含むが手がたく仕上げた感じだ。
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耽美派ブリティッシュ・メタル・バンドとして知られる彼らの、2年ぶりの新作。バンド側が秘密主義を貫いているため詳細は不明だが、前作『美女と野獣』のヒットの後だけに期待が高まる。 2000/11/22 発売
永遠の若さを求めて、処女の生き血を吸ったというエリザベス・バソリー伯爵夫人を題材に制作したストーリー・アルバム。HM/HR史上に残るコンセプト・アルバムと評価された98年の作品だ。 2001/03/23 発売
96年発表の通算3作目にして、日本デビュー・アルバム。英国大手ロック・レーベルに移籍したことによりサウンド・プロダクションが向上し、よりドラマティックにかつメロディアスになった。 2001/03/23 発売
英国産激烈暗黒メタルの第一人者が始動10年あまりを経てついにメジャー契約を果たし放つ第1弾。ゴシック調サウンド・コンクレートをふんだんに用いた大仰な爆裂サウンドの基本はインディ時代と変わりないが、スペクタクル感がやや強まっている。ショック・ロック現在形。★ 2003/03/05 発売
ヴァイパイア系(?)退廃的耽美主義を貫く英国産デス・メタル・バンドの第6作。ここ数作で見られた重厚シンフォニック音像を後退させ、激烈メタラーとしての本質的な部分を抽出したサウンドが実に生々しい。日本盤のみカヴァー曲がボーナス追加収録。 2004/09/22 発売
英国のヘヴィ・メタル・バンドの7作目。確かにヴォーカルはブラック・メタルだし音も邪悪だが、クラシカルなキーボードもフィーチャーして麗しくドラマティックに仕上げ、わりと取っ付きやすいはず。(12)はヘヴン17、日本盤のみの(13)はサムへインのカヴァー。 2006/10/11 発売
ブラック・メタルの枠を超えた人気を誇る英国のバンドの2年ぶりの8作目。フランスのジル・ド・レイをテーマにしたアルバムで、久々にキーボードが目立つサウンドになっており女声を絡めてドラマティックに迫る。新ドラマーもパワフルで速いパートも多し。 2008/10/22 発売
UKエクストリームメタルの極致!クレイドルオブフィルス最新作! ・異形のカリスマ〜ダニ・フィルス率いるUKエクストリームメタルシーン代表“クレイドル・オブ・フィルス”最新作! ・3年ぶりのリリースとなる本作はヘヴィなブラストビートと耽美的なサウンド&ビジュアルによるブラック〜ゴシックメタルを追求した “クレイドル・オブ・フィルス”ワールド健在の1枚! ・本作発売後、ヘルフェスト(フランス)、グラスポップ(ベルギー)、ヴァッケン・オープン・エア(ドイツ)とヨーロッパの名だたるメタルフェスで 出演するなど、今夏の最注目メタルアルバム! ・日本先行発売!歌詞対訳付き/日本語解説書封入! "英国の闇を司る耽美ブラック・メタルの重鎮が放つ第11教典は、中世の魔女狩りを現代に蘇らす禁断の典範だ。 1991年、ヴォーカリストのダニ・フィルスを中心に英国サフォークで結成。ブラック・メタルのヘヴィネスと畳みかけるブラスト・ビート、ゴス・ロックの 漆黒の浪漫、ハマー・ホラー映画の恐怖などを取り入れた独自の美学と音楽性により、一躍エクストリーム・メタル界の寵児となる。 吸血鬼カーミラや残虐の貴婦人エルゼベエト・バートリ、闇の種族ミディアン、女邪神リリスなどを題材にしたダークなドラマ性、 そしてバンドTシャツの反キリスト教的メッセージのせいでカトリックの総本山ヴァチカン市国でメンバーが逮捕されるなどのセンセーショナリズムによって、 彼らはイギリスで最も成功したエクストリーム・メタル・バンドのひとつとなった。 約3年ぶりのニュー・アルバムとなる『ハンマー・オブ・ザ・ウィッチズ』は、1486年にドイツの異端審問官ハインリヒ・クラーマーが著した論文 『魔女に与える鉄槌 Malleus Maleficarum』からタイトルを得た作品だ。15世紀から17世紀、魔女裁判で資料として使われたこの文書のせいで数万人が 火あぶりになったともいわれるが、このアルバムの音楽性も同じく、血生臭いエクストリーム・メタルが全編貫かれている。 ダニ・フィルスは本作についてこう語る。「極限を追求するアルバムで、多くの人々を驚かせるだろう。オカルトと暗黒面を描いた、地獄の黒ミサだ」 デビュー以来、数々のメンバー交替を経ながらも、ダニ・フィルスの鋭利に心を突き刺すヴォーカルと揺るがぬカリスマ性で熱狂的な支持を得てきた彼らだが、 前任ギタリストのポール・アレンダーが脱退(ホワイト・エンプレス結成)、リチャード・ショウとアショクのツイン・ギター編成になったことで、 ギターのオーケストレーションが強化。またキーボード兼女声ヴォーカルのリンゼイ・スクールクラフト(元ダイダリアン・コンプレックス)が加わって 生み出すシンフォニックでブルータルな世界観は、往年の名盤『ダスク・アンド・ハー・エンブレイス』(1996)や『鬼女と野獣』(1998)を彷彿とさせるものだ。 アルバムのアートワークを手がけたのは、ラトヴィア出身の画家アルトゥルス・ベルジンシュだ。彼のサタニックでエロチックな作風は音楽と相乗効果を成して、 聴く者を魔空間へといざなう。このジャケット・アートはダニも「クレイドル・オブ・フィルスのジャケットでは最高傑作」と絶賛するものだ。 アルバムからの「ライト・ウィング・オブ・ザ・ガーデン・トリプティック」が先行公開されるや、そのドラマチックな音楽性、そしてミュージック・ビデオの禁断の セクシャリティが論議を呼んでいる彼らだが、アルバム発表に伴いフランス『ヘルフェスト』、ドイツ『ヴァッケン・オープン・エアー』などの 野外フェスティバルへの出演も決定。魔女へのエクストリーム・メタルの鉄槌を下ろすときが来た。 【メンバー】 ダニ・フィルス(ヴォーカル) リチャード・ショウ(ギター) アショク(ギター) ダニエル・ファース(ベース) リンゼイ・スクールクラフト(キーボード) マーティン・スカロウパ(ドラムス) <収録内容> 01.ワルプルギス・イヴ 02.ユアーズ・イモータリー… 03.インシュラインド・イン・クリマトリア 04.ディフラワーリング・ザ・メイデンヘッド、ディスプレジャリング・ザ・ゴッデス 05.ブラッケスト・マジック・イン・プラクティス 06.ザ・モンストラス・サバト(サモニング・ザ・コヴン) 07.ハンマー・オブ・ザ・ウィッチズ 08.ライト・ウィング・オブ・ザ・ガーデン・トリプティック 09.ザ・ヴァンパイア・アット・マイ・サイド 10.オンワード・クリスチャン・ソルジャーズ 11.ブラッディング・ザ・ハウンズ・オブ・ヘル 12.キング・オブ・ザ・ウッズ(ボーナストラック) 13.ゼリコルド(ボーナス・トラック)" 2015/07/08 発売
エクストリーム・メタルで綴る英国ヴィクトリア女王(在位1837〜1901)時代の血塗られた浪漫!クレイドル・オブ・ フィルスによる“腐蝕への誘惑”の叫び声がいま、霧の魔都ロンドンを引き裂く! 1991年の結成以来、極限までのエクストリーム・メタル美学を貫いてきたクレイドル・オブ・フィルスは、 ブラック・メタルやゴシック・メタル、シンフォニック・メタルなど、ジャンルの枠に囚われない孤高の音楽性を築き上げてきた。 彼らの第12作となる本作はさらにダークに、さらにドラマチックに昇華された世界観を提示している。 19世紀末のイギリス。連続殺人鬼ジャック・ザ・リッパーが夜を徘徊し、H.G.ウェルズが小説『タイムマシン』『宇宙戦争』を発表。 神秘主義や心霊現象・降霊術が一大センセーションを呼び、貧困と病魔がはびこる時代に想いを馳せるのがこのアルバムだ。 アルバム・タイトル“Cryptoriana”について、ヴォーカリストのダニ・フィルスは「ヴィクトリア時代の人々は超自然や死、 猟奇趣味に傾倒していた」と語っている。“腐敗への誘惑”というサブタイトルは、「死の魅力と、自己破滅の過程」を題材にしたのだという。 2016年の夏に曲作りの作業をマレク・“アショク”・シュメルダ(ギター)とマーティン・“マルテュス”・スカロウプカ (ドラムス、キーボード、オーケストレーション)の故郷チェコで行った本作。レコーディングはダニの地元サフォークの グラインドストーン・スタジオで、バンドと気心の知れたスコット・アトキンスをプロデューサーに迎えて、怪奇と幻想の一作として完成された。 アルバムのレコーディング・メンバーは前作と同様のラインアップだ。それに加えて、『ニンフェタミン』(2004)でも彼らと共演、 グラミー賞にノミネートされたメタル歌姫リヴ・クリスティンが「ヴェンジフル・スピリット」でゲスト参加している。 オリジナル曲の数々に加えて、アナイアレイターの「アリソン・ヘル」をカヴァーするなど、色彩豊かな外部環境も取り入れながら、 ユニークな音像を生み出している。ジャケットアートを手がけるのはラトヴィア出身のアーティスト、アルトゥルス・ベルジンシュだ。 前作『ハンマー・オブ・ザ・ウィッチズ』(2015)でもサタニックでエロチックな作風でアルバムをヴィジュアル的に表現した彼だが、 新作のジャケットはイタリア・ルネサンス期の画家サンドロ・ボッティチェッリ「ヴィーナスの誕生」をモチーフにしている。 さらにCDブックレットでも3世紀の聖セバスチャンの殉教(三島由紀夫も影響を受けた)、アントニオ・カノーヴァ 「アモルの接吻で蘇るプシュケ」などを大胆にアレンジしている。19世紀の闇を彩る悪徳のヘヴィネスが、現代に災厄を蘇らせるときがきた…。 【メンバー】 ダニ・フィルス(ヴォーカル) リチャード・ショウ(ギター) マレク “アショク” シュメルダ(ギター) マーティン “マルテュス” スカロウプカ(ドラムス/キーボード/オーケストレーション) ダニエル・ファース(ベース) リンゼイ・スクールクラフト(女性ヴォイス) 2017/09/22 発売