ビヨンド・ザ・レッド・ミラー
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ドイツを代表するメタル・バンドの一つ。このミニ・アルバムは、2006年の『ア・トゥイスト・イン・ザ・ミス』の収録曲(PVも観られる)とそのデモに加え、1930年代に作られたスタンダード・ナンバーの「私の小さな夢」が聴きどころで、その選曲自体が渋くて高得点だ。 2007/05/09 発売
本邦デビューして早20年、ジャーマン・メタルの真髄を聴かせるベテラン・バンドの、4年ぶり9枚目のアルバム。人気ゲーム『セイクリッド』への提供曲の別ヴァージョンをオープニングに、ドラマティックで壮大なメタルを聴かせる。時にオーケストラも絡み合い、風格ある演奏が頼もしい。 2010/08/18 発売
ドイツが誇るシンフォニック・メロディック・スピード・メタルの雄、ブラインド・ガーディアンが放つ3枚組ライヴ・アルバム! 重厚なコーラス、スピーディに展開されていく楽曲、幻想的な歌詞、静と動が激しくぶつかり合う興奮のライヴ! 珠玉の22曲にジャーマン・メタルの真髄をみた! 世界有数のメタル大国であるドイツにおいて、デビュー以来30年近くも第一線を走り続けている、ジャーマン・メタルの大ベテラン、 ブラインド・ガーディアン。メロディアスでありながらもスピーディでパワフル、アグレッシヴな楽曲で、多くのファンを魅了し続けてきた。 ブラインド・ガーディアンの前身であるLUCIFER'S HERITAGEは1984年に結成されている。 そして2本のデモ・テープを制作し発表すると『METAL HAMMER』誌に絶賛され、バンドは新たな可能性を求めてバンド名をBlind Guardianに改名。 この時点でメンバーはハンズィ・キアシュ(Vo&B)、アンドレ・オルブリッチ(G)、マーカス・ズィーペン(G)、トーメン・スタッシュ(Dr)に固まっている。 2005年にトーメン・スタッシュが円満脱退。ヴォーカルとベースを兼任していたハンズィ・キアシュは1998年以降歌に専念しているため、 ライヴではサポート・メンバーがベースを担当しているものの、デビュー以来ほぼおなじメンバーで続いている。 1987年、No Remorseと契約し、翌年1stアルバム『バタリアンズ・オブ・フィア』を発表。1989年の2nd『フォロー・ザ・ブラインド』に カイ・ハンセン(ガンマ・レイ)が参加、2曲でリードギターを弾き、歌まで披露したことによって日本のジャーマン・メタル・ファンにも 広く名前が知られるようになった。日本では1990年にリリースされた3作目『テイルズ・フロム・ザ・トワイライト・ワールド』でデビューし、 すぐに評判となり高い人気を獲得。1992年末には初の日本公演を行い、この時の模様はライヴ・アルバム『トーキョー・テイルズ』(1993年)として発表された。 以来、長きに渡り日本のメタルヘッズからも熱い支持を受けている。 本作は2015年に行った欧州ツアーの各公演をライヴ・レコーディングしたものである。その中から、定番曲や新曲のほか、 これまでライヴではほとんど演奏されなかった楽曲も含め、全22曲を厳選して収録されている。 荘厳なコーラスをフィーチュアした10thアルバム『ビヨンド・ザ・レッド・ミラー』(2015年作)収録の「ザ・ナインス・ウェイヴ」で劇的に幕を開け、 続いて2nd『フォロー・ザ・ブラインド』からの「バニッシュ・フロム・サンクチュアリー」の疾走感で酔わせる。 かと思えば、『ナイト・アット・ジ・オペラ』(2002年)から大作「アンド・ゼン・ゼア・ワズ・サイレンス」といった 緻密な楽曲もパーフェクトに再現されている。 冴えまくるアンドレ・オルブリッチの印象的なギターソロ、欧州のオーディエンスだからこその見事なシンガロングなど、 スリリングな演奏と観客の熱気が全編に渡り漲っている。もちろん、「ヴァルハラ」、「マジェスティ」、「ミラー・ミラー」といった定番曲も収録。 楽曲の起伏とメロディをドラマティックに融合させながら、静と動を激しくぶつけ合い、新旧織り交ぜショウは進行していく。 激しくも熱い、ジャーマン・メタルの理想形とも言うべき彼らの魅力がギッシリと詰まったファン必聴の3枚組である。 【メンバー】 ハンズィ・キアシュ(ヴォーカル) アンドレ・オルブリッチ(ギター) マーカス・ズィーペン(ギター) フレデリク・エームケ(ドラムス) 2017/07/28 発売