ハート・オブ・グラス
同時再発の2作品と並び、70年代中期のポポル・ヴーはヘルツォーク作品のサントラを多く手がけた。そんななかの一作ではあるが、映像との高度な結びつきゆえか、そのクオリティはオリジナルと比較して決して劣るところはない。今作はギターの比重が少々高め。★
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ファラオの庭でファラオの庭で
ジャーマン・ロックの“脱構築ロック”分野を代表するポポル・ヴーの2nd(72年発表作)。宗教歌や中世音楽などに通じる“ヒーリング・ミュージック”としての素養と、サケデリックな植物的音色の奇妙なマッチングがエキゾチックな幻想を抱かせる。 1994/08/24 発売
オルフェオのミサオルフェオのミサ
テクノ色が強かったここ最近の作風とは打って変わって、宗教的なテーマを掲げ、全盛時のサウンドに肉薄するポポル・ヴーの最新作。もちろんアンビエントな耳触りではあるが、同時にコラージュ的であるために、決して安易には聴き流せない物語性を感じさせる。 1999/12/23 発売
アギーレ/神の怒りアギーレ/神の怒り
イタリアやドイツのバンドは、映画音楽によく起用され、フロックでなくピタリとはまることが多い。ポポル・ブーはジャーマン・ロックの中でも知名度は高いが、流行のニュー・エイジ・ミュージックを先取りした感もあるこのサントラは情景描写が見事だ。 1999/12/23 発売