フー・ケイム・ファースト
モッズ〜ブリティッシュ・ロックのカリスマ、ピート・タウンゼント(ザ・フー)の1972年発表のアルバム。アコースティックを基調としたサウンドに、CCRを思わせる手拍子を取り入れるなど、変化に富んだ内容だ。
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80年発表のソロ・アルバム。大ヒット曲「レット・マイ〜」を含む人気盤で、セールス的にも成功を収めた。同時にキース・ムーンの急逝からのショックを引きずるような無常観や絶望感にも感じられる。 2008/02/27 発売
2枚組デモ・トラック集第1弾。ピートの個人的な音源から価値ある楽曲を厳選コンパイルしたシリーズもので、本作からは、カントリー・ロックからフュージョンまで幅広いスタイルに挑戦した彼の軌跡がうかがい知れる。 2008/02/27 発売
ザ・フーのギタリストによるソロ・アルバムが、紙ジャケ、SHM-CDとして、一挙にリリース。ソロ・デビュー作、72年の『フー・ケイム・ファースト』から、2001年にインターネットのみで販売されたレア・トラック集『スクープ3』までの全11作品。アナログ・レコードから、インターネット配信へと音楽の聴き方が変化していく中で、ピート自身の音楽性もロックに留まることなく、ジャズ、カントリーと、どんどん裾野を広げてゆく。つねに変わらぬ反骨精神と、素直に自分と向き合う姿勢にぶれがないのが素晴らしい。いきなり全部聴けとは言わないが、最初の1枚として選ぶなら、ザ・フーはもちろん、ソロ、カヴァーに至るまで盛りだくさんの楽曲が詰まった『ディープ・エンド・ライブ!』で、抜群の演奏力も同時に味わってから、徐々に気に入ったものをほかのアルバムで聴いていくことをお薦めしたい。 2010/01/20 発売
キース・ムーンの死を機に、取りまく環境などが大きく変化した時期に発表された、実質的な初ソロ作。全米5位を獲得するなど、ソロ作としては最高のセールスを記録した一作。デモやロング・ヴァージョンをボーナス収録。 2010/01/20 発売
『EMPTY GLASS』に続き、プロデューサーに再びクリス・トーマスを起用したソロ3作目。それまでのスタイルを踏襲しつつもサウンドにはエレクトロニクスを大胆に取り入れ、バラエティ豊かな楽曲をそろえた意欲作だ。 2010/01/20 発売