シュトックハウゼンやジョン・ケージとも交流の深かった前衛音楽家の78年作品は、現在の音響派やエレクトロニカを先取りしていたような、先鋭的なライヴ・エレクトロニクスが詰まった名盤。微細なフィードバック・ノイズにも豊穣なニュアンスが宿っている。