サックスという楽器の音の快感を、クラシックにもジャズにも引き寄せないで、あえてマージナルなところで引き出して魅せようとしたインテリジェントにお洒落なアルバムである。どの曲も「もうちょっと…だったら」と浮いてハマらない。それが仕掛け。
1991/09/21 発売